「クールネット東京」が今年も省エネを後押し。東京都の新築・既存住宅向け補助金・支援制度に注目!
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公開日:2025年6月1日
更新日:2025年6月23日

東京都は省エネ性能の高い住宅の新築や既存住宅の省エネ改修に対して、様々な補助・支援を今年も実施します。賃貸オーナーが利用できるものも用意されているので制度を上手く活用し、性能アップを検討してみてはいかがでしょうか。
東京ゼロエミ住宅普及促進事業

「東京ゼロエミ住宅」とは、高い断熱性能の断熱材や窓を用いたり、省エネ性能の高い設備などを取り入れた、人にも地球環境にもやさしい都独自の住宅規格のこと。断熱性能と省エネ性能に応じて、該当する水準の助成金を受け取ることができます。
助成対象住宅 |
都内の新築住宅(戸建住宅・集合住宅等)。ただし、床面積の合計が2,000㎡未満のもの |
助成対象者 |
新築住宅の建築主(個人・事業者) |
申請期間 |
2025(令和7)年4月1日(火)から2026(令和8)年3月31日(火)まで |
助成金額
住宅建設費(集合住宅等) |
3つの水準があり、水準に応じて金額が異なる [水準A]200万円/戸[水準B]130万円/戸[水準C]30万円/戸 ※集合住宅等は全戸が水準C以上であることが条件。また、各戸の水準を認証し、それぞれに応じた助成額を適用 |
太陽光発電設備 |
3.6kWまで オール電化:13万円/kW(上限39万円/棟) オール電化以外:12万円/kW(上限36万円/棟) 3.6kW超50kW未満 オール電化:11万円/kW(50kW以上は対象外) オール電化以外:10万円/kW(50kW以上は対象外) |
蓄電池 |
12万円/kWh |
V2H |
機器費等の1/2を助成(上限額50万円) ※電気自動車等を所有し、太陽光発電設備を設置している場合は10/10を助成(上限額100万円) |
【問い合わせ先】
東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)
TEL:03-5990-5169(平日9:00~17:00)
賃貸住宅の断熱・省エネ集中促進事業

環境性能の高い賃貸住宅の普及促進のため、東京都内の賃貸住宅オーナーに対して、省エネ・再エネに関する様々な支援を行う。設備導入の助成に加え、新たに、知見を有する事業者がオーナーをサポートする「コンシュルジュ事業」を実施。
主な支援内容 |
●省エネ性能の診断キャンペーンの展開 ●省エネ診断から改修までコンシェルジュが賃貸オーナーを伴走支援 ●断熱改修支援、太陽光発電等の導入支援等 |
補助内容[省エネ改修] |
●高断熱窓 ●高断熱ドア ●外壁/床等への断熱材設置 |
補助内容[再エネ導入] |
●太陽光発電設備 ●低圧電力一括受電附帯設備 ●蓄電池 |
【問い合わせ先】
東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)
TEL:03-5990-5169(平日9:00~17:00)
この記事内のデータ、数値などに関しては5月15日時点の発表内容をもとに作成しています。各事業の内容について、今後公表されたり変更となる可能性があります。詳細は「クールネット東京」ホームページにてご確認ください。
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