珍しいランキングにご注目。「よく知られ、高好感度の住宅設備メーカー」とは?|編集長ブログ
こんにちは。大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」の統括編集長の上田です。今回は、「賃貸経営お役立ち情報」をお届けします。住宅設備メーカーに関するアンケートの調査結果をご紹介します。
住宅設備メーカーも様々。どんなメーカー・商品があるのか気にしておくことがおすすめ
面白い調査結果をご紹介しましょう。
「自主企画アンケート結果 住宅設備メーカーのブランドイメージ(第2回)」
伊藤忠グループのシンクタンクから誕生、インターネットリサーチなどを展開する会社、マイボイスコム株式会社さんが、11月に公表しています。
住宅設備メーカーのブランドイメージ・・・皆さんでしたらどんなメーカーが、どんなイメージを伴って、頭に浮かんでくるでしょうか。男性の多くが、たとえば自動車会社についてそれらを思い浮かべる場合、あるいは女性が化粧品や服のブランドのことを考える場合・・・それらの場合とは、ちょっと勝手がちがってくるのかもしれません。
「そもそも住宅設備メーカーって、どんなところがあったっけ?」
ブランドイメージは?と、突然問われたとしても、多分、少なくない数の皆さんが、こうした、ひとつ前の段階から、回答をスタートせざるをえないような気もしてきます。
であるとすれば・・・
逆に、問われた皆さんが、「知っている」、「こんなイメージをもっている」
そう答えたメーカーは、「ブランドや社名が大変深く社会に浸透しているメーカーだ」そういってよいものであるのかもしれません。
調査結果をひもといてみましょう。住宅設備メーカー認知率、その第1位に輝くのは「TOTO」です。約9割の圧倒的認知。
以下、「パナソニック」、「リンナイ」、「パロマ」、「クリナップ」が、認知率7割以上をもって、2位~5位にひしめくかたちです。続いて、6位「タカラスタンダード」、7位「ノーリツ」、8位「YKK AP」、9位「積水化学工業」。
なお、ここで注目すべきは10位の「LIXIL」。トステム、INAXなど5ブランドの統合によって、2011年に発足したこちらのメーカー、当調査の前回分(2010年10月)には当然、名前が上がっていません。
ですが、今回調査では、順位こそ上記のとおりであるものの、認知率は6割近くまで伸長。「信頼性・安心感がある」の部門での順位は4位。「品質・技術が優れている」の部門でも4位。目覚ましい勢いを示しています。
なお、多くの一般の皆さんにとっては、さきほどもふれたとおり、自宅で見かける設備のもの以外は、多分認知度が高まりにくいであろう、住宅設備メーカー。ですが、私達賃貸住宅オーナーの場合に限っては、本来そうあるべきではありません。
なぜなら彼らは、「賃貸物件」という私達の大切な商品を構成する「部品」の重要な作り手。知識不足はあまり褒められたものではないでしょう。
たとえショールームなどに足を運ぶ時間はなくとも、いまは各メーカー、カタログ、商品情報、怒涛のようにインターネット上に展開しています。
どんなメーカーがどんな商品を開発、販売しているのか、時折目を通されておくことをぜひ、おすすめしたいと思います。