安定した長期経営をかなえる「持続可能な差別化」とは?変化の時代のなか選ばれ続けるミサワホームの賃貸住宅

1967年の創立以来、先進的な技術開発で日本の住宅業界を牽引してきたミサワホーム。1972年に本格的なアパート商品を発表して以来、長く賃貸住宅も建築をしています。価値観やライフスタイルが変化があっても、入居者とオーナーの双方が幸せになれる賃貸住宅の提供によって、長く安定した賃貸経営をかなえます。その特徴とコンセプトを、それぞれのメリットを通してご紹介します。
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人口減少・ライフスタイルの多様化…不確実な時代の中で
常に満室の賃貸住宅と、なかなか空室が埋まらない賃貸住宅。その差は時代のニーズをとらえているかどうかによって生まれます。安定した賃貸経営のために、ミサワホームでは次の3つのキーワードを掲げています。
入居者に選ばれ続ける“持続可能性”

少子高齢化にともない、減少し続けると予測される日本の人口。2025(令和7)年5月の人口は概算値で1億2,334万人。2011年以降14年連続で減少しており、2050年には1億人を下回るとされています。
しかし一方で、2050年には単独世帯が約4割を占めるとの予測もあり、賃貸住宅そのもののニーズは増えると考えられます。生涯独身、晩婚・少子化、人生100年時代……ライフスタイルの変化に合わせて住む場所を変える人が増えることで、入居者が住まいに求めるものも多様化していくでしょう。
その中で将来にわたり入居者に選ばれ続けるには、時を経ても価値を失わない持続可能な空室対策が必要です。具体的には、オンリーワンの空間提案や時代に合わせた省エネ性能、優れたデザイン性などが挙げられます。
建築時の魅力が続く“勝ち〈価値〉残る”品質

賃貸住宅の資産価値を保ち続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。しかしながらメンテナンスの手間を抑えてくれる仕様であれば、ランニングコストも抑えつつ、美しさを維持していくことがより容易になるでしょう。
また、建物そのものの強さによって地震や災害によるリスクを軽減することもとても重要です。ミサワホームは、独自の工法で地震による全壊・半壊ゼロを実現※。入居者の暮らしとオーナーの経営を守ります。
※地盤に起因する被害、自身にともなう津波や火災による被害は除く
建てたときの美しさと安全性を保ち、長期に安定する賃貸経営を支える、勝ち<価値>残る賃貸住宅を提供します。
変わり続けるニーズに対応する”出口戦略“
20年後、30年後も建物そのものは動きませんが、周辺の環境や市場が変化することは十分に考えられます。また、オーナー自身のライフステージの変化により、事業継承を検討するケースもあるでしょう。
同社では、リフォームや建替え、売却など様々な可能性に対応できる出口戦略を用意。ニーズに合わせたご提案で、建築後もオーナーをサポートし続ける体制を構築しています。
ここからは、“持続可能性”、 “勝ち〈価値〉残る”品質、”出口戦略“をかなえるミサワホームの賃貸住宅「Belle Lead(ベルリード)」の魅力を、もう少し具体的に紐解いてみましょう。
経年劣化しない付加価値とは?「蔵」・高天井がもたらす豊かさ

「画一的」「殺風景」……そんな賃貸住宅のイメージを覆すのが、Belle Lead(ベルリード)ブランドの「蔵のある賃貸住宅®」の空間提案です。「高天井+高窓」や大収納空間「蔵」®※などの空間デザインは、単なる設備による差別化と違い、経年劣化することなく物件の魅力を維持してくれます。
※ 蔵のある賃貸住宅・大収納空間「蔵」は、ミサワホームの登録商標です
※「蔵」は居室としての使用はできません
注文住宅のような開放感。3.5mの「高天井空間」
“カテドラル効果”という言葉をご存知でしょうか。これは、天井の高さが人の思考や心理に影響を与える現象のことで、カテドラル=聖堂のような高い天井は開放感や想像力を高めるとされています。

※1 プランにより異なります
3.5mの「高天井空間」は入居者の創造性を高めるともに、他の賃貸住宅にはない精神的豊かさをもたらすでしょう。高天井を生かして設けられた高窓からは自然光がたっぷり降りそそぎ、明るく健康的な暮らしが実現できます。また、内見時のインパクトもとても大きく、入居が決まりやすくなります。
賃貸住宅の課題である収納不足を解決する大収納空間「蔵」Ⓡ

あるアンケート調査によると、9割以上の人が「賃貸住宅で住みにくさを感じたことがある」と回答。住みにくさの理由の2位に「収納が狭い」がランクインしています。賃貸住宅に住む多くの人が、収納不足を感じていることがわかります。
「Belle Lead(ベルリード)」では1階に大収納空間「蔵」を提案。

居室に収納家具を置かなくて済むため、広々と暮らすことができ、外部にトランクルームなどを借りるよりもコストも時間も短縮。防災グッズはもちろん、水や食料などもたっぷりストックできるため、災害時の在宅避難にも対応できます。


「蔵」の上には1.5階「スキップマルチルーム」もあり、ワークスペースや趣味の場所として自由に活用できます。オーナーにとっては新築時の家賃が下がりにくく、長期入居につながりやすいというメリットがあります。

多目的に活用できる「スキップマルチルーム」
「耐震+制震」で入居者も安心、損傷を抑えて修繕費も抑える
近年、頻発している地震や異常気象。入居者の安全はもちろん、オーナーの資産を守る災害に強い建物づくりは、賃貸経営の大前提となります。
ミサワホーム独自の「木質パネル接着工法」は、高強度の壁・木質パネル同士を強固に面接合することで、どの方向から地震の力が加わっても、瞬時に分散して受け止める一体構造。この「モノコック構造」により高い耐震性を保持しています。

さらに地震時には、たとえ建物が無事だったとしても、家具や電化製品の転倒など内部の損壊による被害が生じることも。同社では、地震エネルギーを最大約50%軽減する制震装置「MGEO(エムジオ)」を採用。建物を揺れにくくすることで室内外の損傷を低減し、修繕費用を抑えてくれます。
在宅避難を支える「蔵」の収納力に加えて、太陽光発電システム搭載なら避難生活中のエネルギーも供給可能。被災後もそのまま入居できる可能性が高まり、賃貸経営の安定につながります。
住むだけでCO2削減に貢献でき、税金対策にも効果的な木質住宅

木質3階建「Belle Lead MANSION」
ミサワホームでは、木質パネルを通して、建築時のCO2排出量を削減し、持続可能な社会へ貢献する「ウッドチェンジ」を推進しています。住むだけでも脱炭素に貢献できる木質パネルの賃貸住宅は、入居者にもオーナーにも多くのメリットがあります。
木質系の建物を選ぶことで、地球環境に貢献

樹木は、成長過程でたくさんの二酸化炭素を吸収します。吸収された炭素は、木材を燃やさない限り大気中に放出されないため、木材を住宅に利用することで炭素を長期間、固定・貯蔵しておけるのです。その貯蔵量は木造・木質住宅で6t。鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物と比べ、3~4倍もの量となります。
材料製造時に排出されるCO2量も他の構造の1/4~1/3程度と、大幅に抑えることができます。木質の建物を選ぶことは、入居者・オーナーどちらにとってもエシカルな行動といえるでしょう。
固定資産税が抑えられ、短期間で減価償却できる
賃貸経営にはつきものの税金対策にも、木質住宅は有利にはたらきます。建物の固定資産税額は、新築の評価額に「経年減点補正率」をかけて計算しますが、木造は非木造よりも経年減点補正率の下がり方が早く、そのぶん固定資産税が安くなります。
例えば、木造の場合は築25年では経年減点補正率が0.21まで下がりますが、非木造の場合は0.3992。新築時の評価額が同じ建物の場合、固定資産税額が倍近く変わることになります。
所得税については、法定耐用年数が木造・木質建築が22年、鉄筋コンクリート住宅では47年。47年かけて減価償却する鉄筋コンクリート住宅よりも、22年の木造・木質建築の方が毎年の減価償却費を多く計上できます。そのため、償却期間中の所得税の節税効果が大きくなるのです。
さらに、3階建ての「Belle Lead MANSION」は、木質構造の高断熱・高耐久マンション。3階建て以上の共同住宅は一定の条件を満たすことで、木質でも「アパート」ではなく「マンション」表記が可能に。有利な募集・高い家賃設定がかないます。
高断熱で省エネ、高耐久で子や孫まで事業継承できる資産に
2024年4月から賃貸住宅にも省エネ表示が導入され、省エネ住宅に対するユーザーの関心がどんどん高まっています。「木質パネル接着工法」は木材自体の断熱性に加えて工場で断熱材をムラなく充填。その木質パネル同士を接合することで気密性が高まり、高い断熱性能を発揮します。
高断熱設計の賃貸住宅は、入居者にとって夏は涼しく、冬は暖かい快適な環境であり、居室間の温度差が原因のヒートショック対策にもなります。さらに、冷暖房にかかる電気代を削減できることは、光熱費高騰中の昨今、大きなメリットとなるでしょう。

2050年までのカーボンニュートラル達成に向けて、2030年には、すべての新築住宅でZEH基準が義務化される予定です。ミサワホームが推進するゼロ・エネルギー賃貸住宅「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」はすでにZEH基準をクリアしており、未来基準の競争力を備えているといえます。
さらに、常に風雨や紫外線にさらされ、築年数が最も顕著に表れる外装については、デザイン性や耐久性にすぐれる高耐候の外壁材を採用。雨水で汚れが落ちやすい親水性を備えたオリジナルのタイルやサイディングが、メンテナンスの手間・コストを削減し、長く美観を保ってくれます。
美意識の高い入居者の心に響く、洗練されたデザインの賃貸住宅
部屋探しをしている人の多くは、まずパソコンやスマートフォンで不動産ポータルサイトから物件をピックアップし、仲介会社への問い合わせに進みます。
その際に参考にするのが、家賃やエリア、広さといったスペックと、写真や動画などの視覚情報。スペックがいくら理想通りだとしても、ユーザーの目に留まる見た目でなければ、その時点で候補から外れてしまいます。賃貸住宅の差別化には、デザインは大きなポイントとなるのです。
ミサワホームはグッドデザイン賞を1990年より四半世紀以上にわたり連続受賞。賃貸住宅でも複数の受賞歴があります。

街並みに調和しつつ存在感を放つ洗練された外観デザイン、敷地を最大限活用する計算し尽くされた空間設計。これらは、住む人の深い満足感につながるはずです。
設計を担当するのは、ミサワホームの先鋭のデザイナーたち。住宅デザインやエリアのニーズに深い知識と経験を備えたプロが、美意識の高い入居者の心に響くデザインを練り上げます。
これらの付加価値によって、周辺物件との大きな差別化をはかり、賃貸経営を成功に導くのです。
内覧気分で実際の施工例を体験。実例ムービーをチェック!
ミサワホームのホームページでは、分かりやすい実例ムービーやインタビューで、これまで手掛けた賃貸住宅の実例の一部をご紹介しています。
実例ムービーでは、ゆったりとしたカメラワークで空に映える外観を見上げ、エントランスから室内へ。まるで内覧をしているような気分で、物件の見どころやコンセプトをチェックすることができます。
賃貸経営の事例紹介として、オーナーの物件にかける想いや賃貸経営における課題、それらを解決する提案の数々を、生の声を通して確認できます。また、実際の賃貸住宅のイメージをより鮮明につかみやすい、見学会場もご用意しています。ぜひ、一度ご覧ください。
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成功する賃貸住宅のコンセプトやデザインを様々な実例でご紹介。
※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2025年6月18日時点のものです。
取材・文/石垣 光子
ライタープロフィール
石垣 光子(いしがき・みつこ)
情報誌制作会社に10年勤務。学校、住宅、結婚分野の広告ディレクターを経てフリーランスに。ハウスメーカー、リフォーム会社の実例取材・執筆のほか、リノベーションやインテリアに関するコラム、商店街など街おこし関連のパンフレットの編集・執筆を手がけている。