古さが目立つキッチンとトイレ。どうリフォームする?

賃貸住宅で、選ばなかった理由に挙げられやすいのがキッチン・トイレ・風呂などの水まわりです。いくら居室が良くても、水まわりが汚ければ、入居希望者はまず選んでくれません。暗く老朽化した水まわりをリノベーションして、明るさと清潔感をよみがえらせましょう。

水まわりのリノベーションは、清潔感と明るさを第一に!

賃貸物件のリノベーションの成否の大きな鍵を握っているのが、キッチンやトイレなどの水まわりです。身体や食べ物がむき出しのまま接触する場所である水まわりが清潔感を失うことは、住宅にとっては大きなマイナスです。

特に女性をターゲットにするなら、清潔感と明るさを大前提にリノベーションを行いましょう。

暗いキッチンを、照明と色使いで明るくリノベーション

築27年の物件の老朽化したキッチンをリノベーションした例をご紹介します。

明るい照明がよく映えるキッチンパネル、人造大理石のワークトップ、グリル付きガスコンロとレンジフードを導入しました。この物件は工事中に内見を獲得し、完成とともに契約が決まったそうです。

照明やキッチンパネル、ワークトップなどの組み合せをまず確保し、その上で水栓やコンロなどの機能充実を図っていくのが、キッチンリノベーションの基本です。

ワークトップは人造大理石。グリル付きガスコンロとレンジフードも導入

写真提供:株式会社大京リフォーム・デザイン

トイレもまたキッチンと同様、清潔感を維持するため、今は過去よりも大幅に明るさを重視される空間です。トイレのリフォーム例を二つ紹介します。

 

一つは、古さが目立ってきていたトイレの、壁と床を明るくリフォームした例です。元々あった収納ボックスを敢えて棚に変えたことで、頭上の圧迫感が消え、明るさが大きく増しました。

古さの目立つトイレを真っ白にリニューアル

壁・床のリフォームだけでなく、収納形式の変更による開放感も、明るさの獲得に寄与している

写真提供:東急住宅リース株式会社

もう一つは、トイレの壁紙を変えることで雰囲気を一新した例です。

単身者用物件のトイレの壁に、アクセントクロスを採用。デザイン性が大きくアップしました。

普通のクロスではなく、消臭機能も期待できる珪藻土クロスを使用したことで、消臭効果への期待から女性の支持を集めました。

珪藻土クロスをアクセントクロスに

トイレの壁に、消臭機能も期待できる珪藻土クロスをアクセントクロスとして採用。デザイン性だけでなく、機能性もアップした

写真提供:株式会社大京リフォーム・デザイン

また、トイレなどの水まわりの配置をリノベーションによって変える場合は、注意が必要です。配置を変えたことで、入居者同士の騒音問題に発展することがあるからです。

例えば、隣戸の寝室の壁を隔てた位置にトイレを配置した場合、隣戸の住人は深夜に安眠を妨害される可能性があります。

入居者が一番気になるのは、音の問題です。大規模なリノベーションを行う際は、床や壁の遮音性を高めるなどの性能アップも一緒に検討しましょう。

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