10年防水保証の塗膜防水材で外壁を長期保護し美観を維持

創業以来63年にわたって、大型マンションからアパートまで数多くの大規模修繕工事を手がけ、優れた施工で高評価を得ているベストウイングテクノ（株）。

大手ゼネコン各社から工事を託されてきた中で培った技術やノウハウをベースに、高品質な施工を良心的な価格で提供しています。

今号では、同社で5年前に2棟のマンションを大規模修繕し、今回は別の2棟の修繕を依頼されたＮさんの事例をご紹介します。

「きっかけは築36年を経た足立区の所有物件で、斜め壁からの雨漏りが発生したことでした。北区の別物件も築38年が経過し、ちょうど大規模修繕の時期を迎えていたので、かねてより信頼していた同社に、2棟一緒に相談したのです。

さっそく物件を見てくれた岡本社長いわく、『北区の物件の方は、幸い雨漏りはなかったものの、外壁はこちらの方が割れもひどく、劣化は進んでいますよ』とのこと。驚くとともに、さすがプロの目は違うと感心しました」とＮさん。

実際、外壁コンクリートにひび割れが多く発生し、内部の鉄筋が錆びてむき出しになったところもあったといいます。

2棟とも同社で丁寧に補修した上で、10年の防水保証が付いた高品質な塗膜防水材「アロンウォール」を塗布し、外壁塗装の長寿命化を実現しました。

国・都の補助金をフル活用し玄関ドア、窓サッシを交換

さらに注目したいのが、国と東京都の補助金制度を活用した工事内容。高断熱の窓・ドアに改修し、併せて太陽光発電・蓄電池も搭載する提案となっています。

「2棟で39戸あるので、金額的にも大きな支出でありましたが、補助率が50％という今までにない手厚い補助が得られるチャンスでしたから、入居者の満足度と物件の付加価値を高めるためにも、提案しました」と岡本社長。

まず、古びた鉄扉の玄関ドアは断熱・防音・耐震・防犯性能を備えたドアに新調。

アルミ枠に白サビが発生し、建付けや戸車の滑りも悪くなっていた窓サッシは、複層ガラスの樹脂サッシに交換しました。

Ｎさんは実際にショールームに出向き、樹脂サッシの性能をチェック。「資産価値が向上し、入居率アップにつながる」と判断し、修繕を決断されたといいます。（※）

「思い切って実施して良かったです。隙間風や結露がなくなり、断熱性、防音性も高まって、ご入居者にも喜ばれています（Ｎさん）」

さらに、屋上防水工事と併せて太陽光発電システムと蓄電池を設置し、共用部の照明の電気代削減と災害時の電源も確保しました。

【事例紹介】デザインにもこだわった高品質な施工

2棟とも10年保証の高品質な塗膜防水材を使用。外壁の長期保全・保護を実現。カラーも一新し、見ちがえるイメージになっています。

物件①足立区「サントル・ヴィラージュⅢ」

物件②北区「サントル・ヴィラージュⅣ」

複層ガラス＋樹脂サッシで断熱性能を高めて補助金率もアップ！

壁工事不要のカバー工法で、古い窓を断熱性能に優れた複層ガラスサッシに交換。より断熱性能の高い樹脂サッシ（YKK AP）を採用することで、補助金額もアップしています。

「改修後は玄関ドアや窓からの隙間風がなくなって快適です。エアコンの効きもよく、電気代が節約できています」と入居者から喜びの声も。（※）

玄関ドアは気密・断熱性能に優れたドアに交換。二重ロック、ディンプルキーで防犯性をアップ。地震で玄関ドアが歪んでも“対震丁番”で開閉できるから安心です。

活用した補助金（国）

玄関ドア／こどもエコすまい支援事業
窓／先進的窓リノベ事業

屋上防水＋太陽光発電でも補助金を賢く活用！

太陽光発電の設置に要する架台や防水工事費用を支援する制度を活用。蓄電池も設置し、5年以内で設備費用を回収する見込みです。

オーナーNさん

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ベストウイングテクノでは外壁・屋根・防水などの劣化調査を無料で行う「建物チェック」サービスを実施。●こちらから申し込み可能です

専門スタッフが現地調査し、各部の状況を写真とコメントで詳細にレポートした「劣化診断報告書」を作成してくれます。

大規模修繕を検討中の方は、一度気軽に相談してはいかがでしょう。

※物件の環境・状況により、工事後に気密性が高まることによる結露が発生し追加工事費用が必要となった事例もございます。

※この記事内のデータ、数値などに関しては2024年3月1日時点の情報です。

取材・文／藤谷 スミカ   撮影（建物・人物）／青木 茂也

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