土壁のアーチの向こうに美しい中庭。遊び心ある毎日を実現する賃貸住宅│素敵な賃貸住宅
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アーチが玄関だという発想からつくられた賃貸住宅。大きなアーチをくぐった先には中庭が広がります。中庭に面して各住戸を配置することで、中庭が部屋と部屋をつなぐ廊下のような役割を果たしています。
閑静な住宅地に建つ、土壁とアーチが印象的な「ボンヌ・ジュルネ」。「楽しい建物にしたい」というオーナーの想いが形になった賃貸住宅です。
■ 物件名/ボンヌ・ジュルネ
■ 所在地/東京都練馬区
■ 構造・規模/木造地上2階建て
■ 戸数/16戸
■ 間取り/1LDK(8戸)、2LDK(8戸)
■ 竣工/2019年3月
■ 設計・監理/アトリエボーヌ 丸山保博建築研究所/耕建築設計
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遊び心にあふれた、住んで楽しい建物「ボンヌ・ジュルネ」

フランスのブルゴーニュ地方の家をイメージした外観。下の方は石を積んだように見せています。土壁は漆喰ではなく白セメントに土を混ぜた素材からなり、コテで粗く塗ることで独特の風合いを生み出しています。

建物の両脇には丸いオブジェのような小屋が。これも遊び心の一つで、敷地全体と調和を図りながらゴミ捨て場と集合ポストを設置しています。
東京都練馬区の賃貸住宅「ボンヌ・ジュルネ」。エントランスではカフェと見紛うようなウェルカムボードと、可愛らしい自転車が出迎えます。
アーチをくぐった先には中庭が広がり、曲がりくねった道は緑の間を縫って各部屋に続いています。

中庭にはオリーブの木をはじめ多くの植物が植えられ、一年中緑を楽しむことができます。住民が一息つけるテーブルと椅子のあるスペースや列柱からなるパーゴラ、奥には物見台を設置。
メゾネットの住戸内にある階段は、手触りが楽しい籐巻きの手すり付きか、華やかな螺旋階段。賃貸住宅でも、仮の暮らしではなく「自分の家」と思って毎日の暮らしを楽しんでほしい、という遊び心が随所に表れています。

「毎日上り下りする階段にも楽しみを感じてほしい」と、見た目に美しく手触りも気持ち良い籐巻きの手すりを採用。部屋は日当たりの良い東側を暗めに、西側を明るめにと工夫しています。
物見台から一望できる中庭は鬱蒼とした森のようにしたいと考え、植物や樹木を数多く植えています。植栽は手入れのしやすい多年草のミスキャンタスを選択。オリーブの木も常緑樹のため、一年中枯れることなく緑を楽しむことができます。

玄関照明はあえてつけず、足下の明かりのみに。夜になると光の海のような幻想的な光景が浮かび上がります。
住民にとって中庭は、日常的に行き来する中で他の住民と顔を合わせ、緩やかなコミュニティを形成する場に。ファミリーやテレワークの社員などが、緑と遊び心にあふれた暮らしを思い思いに楽しんでいるそうです。
※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2024年9月5日時点のものです。
取材・文/本多 智裕 協力/アトリエボーヌ 丸山保博建築研究所/耕建築設計
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