古さを感じさせない建物で高い競争力を維持

横浜市戸塚区で先代から続く造園業を営むＮさん。複数棟の賃貸経営を行う中、２００６年と２０２０年に朝日建設（株）で賃貸マンションを建築された。

「朝日建設での１棟目は、築34年の戸建て貸家の老朽化に伴う建て替えでした。戸塚駅から徒歩10分ほどで近くに大学もあるので、18戸すべてを１Ｋに。築10年、20年と経ったときに『ひと昔前の建物』と感じるようでは敬遠されてしまうので、築年数を経ても古さを感じさせないようにとも要望しました」とＮさん。

「クオリティの高さを実感しています」と語るオーナーのＮさん（左）と、朝日建設・担当の寺田さん

内装は若い入居者の感覚に合うように、ご子息に一任された。
「自分で住みたいと思える建物でなければ、入居者に住みたいと思ってもらえません。特に女性に好まれるような仕様を意識しました。壁クロスひとつをとっても、朝日建設でいくつかの候補を出してくれるので、決めやすかったです」とご子息は語る。

こうして完成した1棟目の「フロンティア・N」は、築14年が経った今でも新築時の賃料で、満室を持続している。

「一括借上げ契約をしていますが、14年経っても家賃が下がらず、しかも管理費の上昇もないことに驚いています。立地だけでなく、古さを感じさせない建物のよさも高い入居率を維持する要因になっていると思います」

テナント誘致や広めの間取り。市場を的確にとらえたプラン

２０２０年には借地として貸していた１００坪の土地の新たな活用を計画したNさん。３社から提案を受け、選んだのが朝日建設だった。

「３社の価格は同じくらいでしたが、スペックや設計、デザインを含めて様々な面でダントツによく、コストパフォーマンスが高かったのが朝日建設。収益性を考え、１階にコンビニを誘致するという提案も決め手でした」

完成したのは、１Ｋ×10戸、１ＬＤＫ×６戸の賃貸住戸と、1階のコンビニ店舗からなる店舗併用賃貸住宅。

2020年に竣工した、Nさんの2棟目。1階にコンビニを誘致し、引渡し前に満室に！

「Kan－non－do」／所在地：横浜市戸塚区　交通：ＪＲ東海道線「戸塚駅」より徒歩10分

整形地を活かし、両サイドに人気の1LDKを配置。廊下のスペースを減らしてゆとりの居住空間を実現（2・3階平面図）

「周辺環境や立地をみて、店舗併用が適していると判断しました。こちらも戸塚駅から徒歩10分ですが、賃貸の市場を調べると広めの部屋のニーズも高いことがわかったので、１Ｋだけでなく１ＬＤＫも混在させたプランをご提案しました」と営業担当の寺田さん。

２棟目も前回と同様、女性の声を採り入れた仕様を採用。

「中廊下のシンプルな箱型の建物にすることも要望しました。初期費用はかかりますが、将来の修繕費を抑えることができますし、入居者の利便性やセキュリティの面でも、特に女性に安心していただけると思います」とご子息。

引渡し時には満室の人気物件に。
「寺田さんは私たちが求めている『プロの意見』を的確に伝えてくれる点もよかったです。仕事柄、多くの建築現場を見てきましたが、現場監督がよく働くことにも驚きました。何事も信頼してお任せすることで、より力を発揮してくれると考えているので、今回もお任せし、結果、思っていた以上にスムーズに進みました。次の計画があれば、またぜひお願いしたいと考えています」と語るＮさんだ。