【部屋探しサイト】SUUMO、HOME’S、at homeの特長を徹底比較!
今や入居者を募集する際に、不動産ポータルサイト(お部屋探しサイト)の活用は必要不可欠となりました。では多種多様なサイトの中で、どれを活用するのが効果的でしょうか?SUUMO、HOME’S、at home、代表的な3つの不動産ポータルサイトの特長を比較してみましょう。
特徴を比較してみよう!「御三家」サイト
不動産ポータルサイトの“御三家”“3強”といわれるのが「SUUMO(スーモ)」「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」「at home(アットホーム)」です。掲載物件数の多さ、人気度の高さから、幅広い集客効果があるといわれています。
不動産の物件検索ポータルサイトが始まったのは1990年代後半からですから、古いところは20年以上の歴史があります。その後、コンピューターやインターネットの発達によって、物件情報の内容は、文字情報中心から図面や写真などの画像データ付きへ、そして動画やバーチャル・システムの導入へと進化してきました。
現在、部屋探しのできる賃貸ポータルサイトは、30件は下らないようです。ネットに馴れていないオーナーなら、それぞれのサイトの違いや良し悪しは皆目検討がつかないかもしれません。そこで、いくつかのランキング情報を基に、「ここだけは外せないサイト」をピックアップしてみました。
SUUMO(スーモ)│物件数No.1
リクルートが提供するに日本最大級のポータルサイトで「掲載物件数No.1」。写真や動画などのビジュアル情報も豊富です。
テレビコマーシャルも頻繁に目にするせいか、各種のランキングで「人気No.1」(アクセス数の多さ)にも選ばれています。
前身となる『住宅情報On The Net』は1996年からスタートしました(99年に「ISIZE(イサイズ)」に変更)。
もっとも古い老舗サイトの一つと言えるでしょう。
LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)│利用者数No.1
LIFULL(旧ネクスト)が運営するサイト。こちらもテレビコマーシャルの露出度が多く「利用者数No.1」。サイトの「使いやすさもNo.1」と評価されています。
不動産・住宅情報サイトとして立ち上げたのは1997年でした。
賃貸経営に役立つエリア別分析情報の提供、月次に賃貸マーケット・レポートの発信など、オーナ向けのサポート情報も充実しています。
at home(アットホーム)│掲載不動産店舗数No.1
アットホームが運営するサイト。仲介・管理会社向けに図面配布などの情報流通サービスを1967年から始めたパイオニアだけに、「掲載不動産店舗数No.1」とされています。
成約の有無を電話で確認するなど、定期的に掲載物件のメンテナンスを行っているため、情報の鮮度が高いと評判です。前身となる「at home online web」のスタートは1999年です。
「御三家」以外も特徴あるサイトが。それぞれ比較しよう!
以上、不動産ポータルサイトの御三家と呼ばれる「SUUMO(スーモ)」「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」「at home(アットホーム)」のを比較し、特徴をご紹介しました。
この他、人材・採用情報を扱うマイナビが運営する「マイナビ賃貸」も人気ランクは上位に入っており、学生・新社会人に強いとされています。
また最近では、入居が決まるとキャッシュバックしてくれる「DOOR賃貸」「スマイティ」などの人気も高まっているようです。
各ポータルサイトごとに特徴や強みを持っているので、サイトごとの特色を比較し、ご自身の物件が魅力的に伝わるサイトに掲載をしていきましょう。
また入居者の退去の情報が出たら、空室期間ができるだけ短くなるように、いち早く不動産ポータルサイトに掲載することが大事です。大家さん自ら掲載された物件情報を見て、過不足なく正確か、キレイな写真が揃っているかもチェックしましょう。
文/木村 元紀
あわせて読みたい
- ウェブサイトで魅力的に見える物件写真を撮るコツは?
- 魅力的な物件写真の撮影に欠かせない3つの基本テクニック
- 空室対策に効果的!内見につなげる募集チラシの作り方
- 写真で差をつける!インターネットでの物件掲載のポイント
- 入居募集のポイント!入居者はどうやって部屋探しをしているの?
- 賃貸物件の空室情報はどんな風に流通している?流れを解説!