【YouTubeによるオンライン開催】あしたの賃貸プロジェクト第6回シンポジウム「賃貸が変わればまちが変わる」
- セミナー・イベント

ここがポイント
一般財団法人 住宅改良開発公社が2020年から開催している「あしたの賃貸プロジェクトシンポジウム」。第6回目となる今回は、全国28事例の実践をもとに、賃貸住宅がまちに与える影響や課題解決のヒントを理論と実践の両面から学べます。賃貸経営の新たな視点を得たいオーナー様におすすめです。当日はYouTubeでの配信となりますので、事前予約のうえ、ぜひお気軽にご参加ください。
申し込む日時 |
2025年10月21日(火) 13:00~17:00 |
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予約締切 | 10月17日(金) 17:00まで |
主催 | 一般財団法人 住宅改良開発公社 |
共催 |
独立行政法人 住宅金融支援機構 一般社団法人 全国住宅供給公社等連合会 一般社団法人 プレハブ建築協会 公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
「まちが変わる」その構造と効果を理論と実践の両面から講演

住宅改良開発公社が主催する「あしたの賃貸プロジェクト」は、2018年の発足以来、全国28の先進事例を取材し、賃貸住宅が地域のつながりや街のあり方にポジティブな変化をもたらす可能性を示してきました。
今回のシンポジウムでは、そうした事例をもとに、「賃貸住宅がまちをどう変えるのか」という構造と効果について、理論と実践の両面から深掘りします。
また、住宅改良開発公社の設立70周年を記念して開催される本イベントでは、賃貸住宅の現在地を再確認し、今、賃貸住宅の周辺で起きている変化や課題、そして、賃貸住宅が果たせる役割について参加者とともに考える場となっています。
賃貸経営を単なる「住まいの提供」から一歩進めて、地域に貢献する価値ある事業へと進化させたい方にとって、ヒントが詰まった内容です。
新しい賃貸住宅の形を共有し、議論を深めるこの機会を、ぜひお見逃しなく!
こんな方におすすめのセミナーです

●賃貸住宅でのコミュニティづくりに関⼼がある⽅
●⼊居者に寄り添った賃貸住宅を供給されたい⽅
●新しい賃貸住宅経営に興味のある⽅
●次世代に引き継げる、持続可能な⻑期経営をご検討の⽅
●賃貸住宅と福祉との関係に興味のある⽅
●賃貸住宅経営を通じた社会貢献の⽅法を考えている⽅
●住宅政策に関心がある方
●ソーシャル・バリューについて知りたい方
●建築やまちづくりに興味がある⽅
●とにかく賃貸住宅が好きな⽅
当日のプログラム
13:00-13:05|主催者挨拶

一般財団法人住宅改良開発公社 理事長
稗田 昭人 氏
13:05~13:55|基調講演
「『賃貸』からまちが変わる その構造と効果」
21世紀にはいり、賃貸住宅の種類も次第に増えてきたように思われる。民間では、シェアハウスやゲストハウスのような多様な形態が広がりをみせ、また、制度的にはサービス付き高齢者向け住宅なども出てきた。
さらに、施設的居住においても高齢者・障害者グループホームなどが出現している。こうした経緯を踏まえ、地域の構成要素としての賃貸住宅の意味、意義について考えてみたい。

東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻 教授
大月 敏雄 氏
1967年生。東京大学卒業。博士(工学)。東京大学教授。国土交通省 社会資本整備審議会 住宅宅地分科会長。都市住宅学会長。著書に「町を住みこなす」(岩波新書)など。
13:55~14:15|海外レポート
「英国の地域を豊かにする コミュニティ・インベストメント」
英国のハウジング・アソシエーションやチャリティ団体は、住民が主役のコミュニティづくりを積極的にサポートしている。その結果、コミュニティが豊かになり、様々な社会的課題も解決し、地域が豊かになる好循環を形成している。その仕組みを、ソーシャル・バリューやアワードの事例、実際の担当者の声も踏まえて紹介したい。

一般財団法人住宅改良開発公社 住まい・まち研究所 所長
松本 眞理 氏
法政大学大学院経営学専攻修士課程修了。住宅金融支援機構にて主に賃貸住宅融資部門を担当。2018年より一般財団法人住宅改良開発公社住まい・まち研究所長。一級建築士、経営学修士、カラーコディネーター一級。
14:20~15:20|事例講演
「ひのさと団地再生プロジェクト ~さとづくり48から始まる再生~」
なぜ団地再生や地域再生が今後のまちづくりに必要か。人口減少や少子超高齢社会に対応するため、宗像市の官民連携の取組を通して、地域の価値と稼ぐ力を高め、住まいと暮らしの魅力を向上させた日の里地区で行っている団地再生の事例を紹介します。

宗像市 都市再生部長
内田 忠治 氏
「団地再生プロジェクトチーム」に所属したことを契機に住宅団地再生や地域公共交通に携わっている。活力あるまちづくりを推進するため、住宅団地エリアマネジメント支援やまちづくりと連携した公共交通ネットワークの再編に取り組んでいる。
50年前に建てられた団地1棟をリノベーションし、交流拠点として運営を行う「ひのさと48」。施設の概要や取組内容のご紹介と、施設に入居するテナントさんとの関係性や取組についてお話しします。

宗像市 都市再生部長
牛島 玄 氏
2011年西部ガス入社。都市ガス営業や、不動産の売買に従事した後、2018年よりまちづくり部署に異動、エリアマネジメント組織の企画・運営を行う。2020年より日の里団地再生プロジェクトにジョインし、現在『ひのさと48』の運営を行っている。
宗像市を軸に広域で活動する「ひのさと暮らしLABO」の実践を通じ、外部プレイヤーとの協働が施設価値を高め、地域価値を高めていくプロセスをご紹介します。賃貸だからこそ可能な柔軟性を活かし、「住まいを超えて、まちを育む」、賃貸から広がる地域づくりの可能性をお伝えします。

株式会社大凧 代表取締役
吉田 啓助 氏
宗像市「さとづくり48」団地再生をきっかけに都市公園やPPPの仕組みづくりへと活動を広げる。地域に根ざしたまちと暮らしを結ぶ地域共生型運営を実践している。
15:20~16:00|事例講演
「ぶんじ寮ものがたり ~「まちの寮」という可能性~」
全23室のシェアハウス「ぶんじ寮」は、一人一人が安心して自分のいのちを生きられ、周りとも健やかな関係を結べる場であることを起点に、まちの「多機能共用部」であることを実践。まちが寮に、寮がまちに相互浸透し、安心と冒険の拠点となっている。新しく自治会も発足し、法定通貨に頼らない経済循環も生まれている。

株式会社フェスティナレンテ 代表取締役
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主
ぶんじ寮プロジェクト 企画メンバー
影山 知明 氏
マッキンゼー、投資ファンドを経て、自身の生地、国分寺でクルミドコーヒーを開業。2020年、旧社員寮を改修してぶんじ寮を開始。地域通貨や新しい形の自治会にも取り組み、”外れ値”のようなまちづくりを実践する。近著に『大きなシステムと小さなファンタジー』(クルミド出版)。
質疑応答&クロストーク
視聴者のみなさまからお寄せいただいた質問に、講演者が生で回答させていただきます。
あしたの賃貸プロジェクト 取材動画
【主催・申し込み・問い合わせ先】
一般財団法人 住宅改良開発公社 住まい・まち研究所
TEL:03-3237-7411(代) E-MAIL:hid_001@kairyoukousya.or.jp
●事前に参加のご登録をお願いいたします。
●お申し込みの締め切りは10月20日(月) 23:59までとなります。
●お申し込み後の流れ:後日、ご登録いただいたメールアドレスに視聴用URLをお送りいたします。開始時間の10分前をめどにURLにアクセスをお願いいたします。
●内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください