エントランスの装飾例を知りたい。入居率アップのエントランスとは?【大家さんのお悩みQ&A】
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大家さんのお悩みにオーナーズ・スタイル編集部がお応えするQ&Aシリーズ。今回は、物件エントランスの装飾についてです。植物を植えたり、電球の色を変えたり、リフォームしたり、できる装飾はいろいろありますが、一番大切なのは、「きれいさ」ですよ。
Q、物件のエントランスが暗い印象なので、装飾やリフォームでイメージアップをしたいです。1K・1Rアパートなど、エントランスといえるほどのものがない物件でもできることはありますか?
A、大切なのは「きれいさ」を保つ工夫をすることです。その上で、植物を置いたり、リフォームをしたり、エントランスが明るく見える装飾をしましょう。装飾も「きれいさ」を妨げないようにするのがポイントですよ。
エントランスの他、駐輪場やゴミ置き場などは、物件の管理の質や入居者の質がよく表れる場所です。入居希望者にもよく見られているので注意が必要ですね。
一番のポイントは、「きれいさ」を保つ工夫をすることです。
例えば、ゴミ置き場をゴミ収納ボックスに変えるのは比較的取り入れやすい方法ですし、入居者も習慣化しやすく、きれいさを保ちやすいです。
また、エントランスや階段下に乱雑に置かれがちな自転車も、コンクリートに線と番号を書いて入居者に割り振るだけで、自転車がきちんと置かれるようになり、入居率がアップした例もあります。
「きれいさ」を保つ工夫をした上で、さらにエントランスを装飾したい場合は、入居者ターゲットを明確にしましょう。女性が多い物件なら、エントランスアーチや館名プレートをデザイン性の高いものにするのもいいですし、夜のライトアップを工夫することで、おしゃれに見せつつ、防犯性も高まります。
それでも入居率が上がらない場合は、風水面から物件を見てみることも必要かもしれません。意外ですが、エントランス近くにありがちな「1本の大きな木や柱」は、NG風水です。
また、狭い通路に無理にプランターなどの植物を置くのも、気の流れを妨げるのでよくありません。さらには、ポプリやドライフラワー、花びらや落ち葉など、一見おしゃれだったり、風流があるように見えるものもNG風水だったりします。
エントランスを装飾するときには、まず、入居者が日常的に「きれいさ」を保てる工夫をすること。その上で、見た目にも華やかな草木の装飾やデザインリフォームを取り入れる、というバランスを意識してみてくださいね。
物件エントランスの装飾についてのOSnetの記事
内見に来る入居予定者は、共用部もよく見ています。エントランスや駐輪場、ゴミ置き場はきれいに保たれていますか?清潔さを保ったうえで、植物で装飾したり、電球の色をかえたり、ゴミ置き場や駐輪場をリフォームすることで、イメージアップを図りましょう。
エントランスは日常的に目にする部分なので、清潔に保つことが大切です。その上で、入居者ターゲットに合わせた演出を考えます。デザイン性や色使いなど、エントランスや共用部をリフォームして長期空室が埋まった事例をご紹介します。
入居が決まらない、退去率が高い物件には、共通しているNG風水があります。良かれと思ってしている植物やポプリなどの装飾も、置き方によってはかえって「気」を悪くしていることも。英国式風水コンサルタントで、宅建の資格も持つ工藤先生にお伺いしました。
物件エントランスの装飾はきれいさがポイント
いかがでしたか?物件エントランスが変わるだけで、入居率が上がる例はたくさんあります。エントランスは、「きれいさ」を保つことが大切なポイントです。また、装飾をする際には、入居者ターゲットを絞り、どのようなエントランスが好まれるかを検証してみてください。