賃貸住宅 内見者の契約率をアップさせる|編集長ブログ

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公開日:2011年2月14日
更新日:2019年12月16日

ポップ広告による細かな情報提供でアピール

さらに踏み込んで、ぜひ手間をかけてほしいのが、物件のあちらこちらをアピールする「室内ポップ広告」です。ポップ広告とは、たとえば駅のKIOSKの夕刊紙のラックなどに貼られている短冊のような、チラシ広告のことを言います。

浴室に、
「追い焚き式なのでお湯が冷めても温め直せます」

エアコンに、
「省エネ性能に優れた新型です。花粉対策の機能も!」

窓に、
「二重サッシなので防音・防犯・省エネ効果に優れています」
「晴れていればここから富士山が見えます」

トイレに、
「契約後ご希望であれば新品のウォシュレットを設置します」

などなど・・・。その箇所、その箇所に張り紙することによって、物件の魅力をダイレクトに伝えるのです。実際にこれを行うと、意外なほど、物件への好感度が高まるようです。

特に、新しく導入した高性能の設備、リフォームできれいによみがえった箇所などについて、気付かれないまま物件をあとにされるのはとても残念です。しっかりと、内見者に伝えたいものです。

但し、広告色を出し過ぎてはいけません。オーナーが伝えたいメリットなどを簡潔、誠実に伝えることを第一としてください。この「ポップ広告」は、あちこちの不動産会社が、徐々に採用し始めています。

オーナーの「心」が入居希望者に伝われば競合物件との差別化になる

最後に、さきほど「おもてなしの心」と書きましたが、オーナーの真摯な気持ちが入居希望者へ伝わることは、それ自体が、競合物件との差別化を生み出します。

オーナーの「心」が伝わることによって、入居希望者は、「オーナーはこの物件をとても大切にしているんだな」と、感じます。

さらに、そう感じるからこそ、
「きっと管理もしっかりしているのだろう」
「住んでいて何かあったら誠実に対応してくれるはずだ」
とも、思ってくれるのです。

ぜひ歓迎したい、物件をきれいに使ってくれる真面目な入居者ほど、そんなオーナーの心遣いをしっかりと受けとめてくれるにちがいありません。

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