費用の相場は?時期はいつ?塗料の種類は?「外壁塗装」の気になるポイントを解説!

リフォーム/塗装
公開日:2021年9月22日
更新日:2021年9月28日
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建物は、きちんと修繕対応すれば、寿命が伸びて、長く収益を生み続けてくれます。今回は、「外壁塗装」について解説します。メンテナンス時期や費用の目安、塗料の種類など、ぜひ参考にしてください。

お話しを伺った方
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株式会社アローペイント 染矢 正行さん

16歳で塗装職人に。21歳で独立し、セミナー講師としても活躍。大規模修繕の正しい知識、外壁塗装への熱い思いを伝えている。

外壁塗装を行う時期の目安は10~15年ごと!外壁材の種類に関係なく実施しよう

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外壁塗装の目的は、建物の美観や性能の維持、家賃の下落抑制などで、長期の賃貸経営を考えるなら定期的に行いたいところです。行うタイミングは、外壁材の耐久性に差があっても接合部や外壁以外の部分の傷み具合は変わらず、どんな外壁材でも10〜15年間隔が目安となります。

外壁の劣化は、チョーキングや塗膜の膨れでも確認できますが、見た目がきれいでも壁の内側で劣化が進んでいる場合も。塗装してからの年数で判断することが妥当です。

外壁塗装は、階建てにかかわらず、基本的には足場を設置して行います。足場の設置は労働安全衛生規則で各種要件が定められていますが、仮にその規則の許容範囲に収めたとしても、安易に足場のコストを抑えると、転落や倒壊などの事故リスクが高まるので注意しましょう。

外壁塗装はどんな会社に頼めばいい?費用の目安は?

染矢さんは企業選びのポイントに、大規模修繕工事の専門家であること、既存の集合住宅での実績が多い企業であることを挙げます。

「新築と築年数を経た外壁の塗装ではノウハウが違います。また、マンションと戸建てでも塗装に必要なスキルは異なります」

また、気になるコストについて、
「物件の状態・条件や施工会社ごとに費用は異なるので目安は出せませんが、逆に予算を提示するといいと思います。施工会社はコストに合わせて様々な提案ができますから」と染矢さん。まずは専門会社に相談してみましょう。

塗料の種類や見積もりの確認ポイント!外壁塗装の基礎知識

外壁塗装の塗料にはどんな種類がある?主な塗料の耐用年数と一般的な価格
塗料 耐用年数 価格(㎡)
アクリル 3~8年 1,000~1,800円/㎡
ウレタン 5~10年 1,700~2,500円/㎡
シリコン 7~15年 2,300~3,500円/㎡
フッ素 12~20年 3,500~4,800円/㎡

※表内の数字はあくまでも一般的なもので、企業によって価格は異なります

外壁塗装の見積もりで確認すべきポイントは?

◎塗料の名称(防水塗料も含む)がメーカー・製品名までしっかりと書かれているか
◎同じ仕様、同じ塗料で相見積もりを取ること
◎相見積もりで比較するために、オーナー自身もセミナーや書籍などでの勉強が大切

見積書に出ていない部分が重要。実施計画書や、安全対策、監理の体制、現場監督の立ち合い頻度、入居者対応、近隣対応、告知内容などを書面にしてもらうのがおすすめ

塗装のタイミングはここをチェック!
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どちらも塗装が必要な劣化のサイン。左の写真が塗膜の膨れ・剥離。右の写真が外壁を触ると手に白い粉がつく、チョーキング現象です。

※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2021年9月9日時点のものです。

取材・文/本多 智裕

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