究極の差別化・造作リノベと客付けサイトの運営が強み

これまで数多くの築古物件の再生を手がけてきたエイムズ（株）。

現在の賃貸市場に合わせて、物件に新たな価値を生み出す企画力、究極の差別化につながる造作リノベーションを安価な定額制で提供できることを強みとして、競争力のある優良物件へと生まれ変わらせるプロだ。また、自社で「リノベ百貨店」などの専用サイトを運営し、スムーズな客付けもできる。

エイムズリノベーション　4つの強み

同社が運営するリノベやマンスリーの専用サイトで的確に客付け。さらに、同社が借り上げるサブリース契約も可能

都心で利便性の高いエリアならマンスリーやSOHOを、地方の古民家や別荘なら宿泊施設などを提案し運用した実績も

同社社員の過半数は大工出身者。キッチンや収納を現場で造作し、市販品と明確に差別化。不具合も社内大工が迅速に対応

安価で明瞭な定額制（1. 5万円／㎡）を採用。物件に応じて複数のデザインを提案し、素材は無垢材やタイルなど質感を重視

築30年、3点ユニットバス…ターゲットを定めて劇的再生

今回は同社が手がけた築30年の物件の再生事例を紹介する。RC8階建てのマンションで、立地は都内の駅徒歩4分、家賃は相場より安めだが、2DK1室と1R4室が長く空室だった。そこで、オーナー夫婦は一念発起し、管理会社を変更。この先30年間賃料を下げないために、2DKのリフォームを決意した。そこで数社に間取りと見積もりを依頼したところ、希望と合致したのが同社だった。

「エイムズさん提案の間取りは、私たちの思い描くものに近く、コストパフォーマンスも高いものでした。また、他社にないデザインやアイデアを伝えると実際に提案してもらえ、30年後も安心して住める部屋づくりを一緒に考えてくれるので、理想のコミュニケーションが取れました」とオーナー。

課題だった間取りの閉塞感や収納不足、老朽化したキッチンや3点ユニットは、住まいにこだわるカップルが喜んで暮らしたくなる工夫を施した。2DKの間仕切りをなくし、天井を高くして開放感あふれる1LDKに。キッチンは造作し、インテリア性と使い勝手を両立。この物件で既製のキッチンを使うとパイプスペースとの兼ね合いでワークトップが高くなりすぎるが、造作により最適な高さに収めた。古い3点ユニットは最新のユニットバスに変え、洗面とトイレを従来の脱衣所に独立。洗面・トイレ・脱衣所を一つの空間にまとめ、洗面台や腰壁を造作し、ミリ単位で設計して使い勝手を追求した。また、収納不足を補うため、オープンクローゼットを造作。空間を狭めず収納力を高めた。

限られたスペースを活かしプラスアルファの魅力を創出

残る1Rの課題は収納がなく、冷蔵庫置場もないため、暮らしにくいこと。

そこで、キッチンは冷蔵庫が奥に収まるようにサイズ調整して造作。ワークトップを延長して、カウンターを設置した。収納は天井から吊るすタイプのオープンクローゼットに。これで、ダイニングテーブルや収納ケースなどを入れずに、生活空間を広く使うことができる。

差別化しにくい1Rだが、玄関と廊下を機能的でオシャレな空間に再生し、すべてタイル土間に変更。壁にサイクルラックを設け、ギャラリー的な自転車保管スペースに。限られた空間を活かすため、廊下にも付加価値を与えた。

3点ユニットは空間効率を考えると大きな変更ができないため、アクセントウォールや木製便座カバーでリフレッシュ。特別感を演出した。

様々な工夫の結果、1LDKは完成後すぐに入居者が決定し、家賃値上げにも成功。1Rはまだ工事中だが効果が期待できる。

「エイムズさんの本当の良さは5年後、10年後に分かると思います」とオーナー。築古物件にお悩みの方はまず一度相談してみては。

※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2018年12月12日時点のものです。

取材・文／太田 雅美

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