北欧の図書館をイメージした、交流のある集合住宅「コレクティブハウス」とは?

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独立した専用住戸と、談話室や食堂など共同で使える施設が併設された集合住宅「コレクティブハウス」が注目を集めています。今回は、京町家の再生などで実績のある(株)八清が、老朽化が進むマンションに施した、コレクティブハウスへのリノベーション事例をご紹介します。

リノベーションで実現する独自のコレクティブハウス

発祥の地・北欧など、世界中で注目を集めている「コレクティブハウス」。

「コレクティブハウス」とは、キッチンと浴室・トイレを持つ独立した専用住戸でプライバシーを確保しつつ、談話室や食堂など共同で使える施設が併設された集合住宅のこと。入居者が自由に利用し互いに交流することで、快適な生活が送れ、コミュニティも育まれる。

このコレクティブハウスが、京都駅からすぐ近くの都心エリアに誕生。築32年で老朽化し空室が多い賃貸マンションを、京町家の再生などで実績が豊富な(株)八清が新たな解釈で独自のコレクティブハウスにリノベーションした。

共有施設は北欧の図書館をイメージしたライブラリー。ドアを開けると木製の大きな丸テーブルや本棚が目を引くおしゃれな空間で、開放感と居心地のよさが実感できる。ここで入居者は思い思いに読書や会話をするなどして過ごす。ときにはイベントを開いて親睦を深めることも。

一人で住むだけでは得られないゆったりした空間や充実した設備が利用でき、入居者同士の繋がりや絆も生まれ、楽しく充実した毎日が過ごせそうだ。

物件DATA

■ 物件名/ハイツ白鷺

■ 所在地/京都府京都市下京区

■ 構造・規模/鉄筋コンクリート造3階建

■ 戸数/27戸

■ 建築年/1986年10月

■ 設計/規矩崇建築設計事務所

■ 施工・監理/株式会社ForestWood

■ 管理/(株)八清(はちせ)

ライブラリーの室内。ファニチャーやインテリア、内装には木や布、タイルを多用し、優しくナチュラルな北欧テイストに。本棚には建築家から寄贈された専門書などが並ぶ。丸テーブルは分割でき自在に組み合わせが可能。

室内右手はコーヒーメーカーやミニキッチンを備えたバーカウンター。個人用の鍵付きロッカーも。

左手は個人用作業ブース。コンセント付き個別デスクがあり仕事や勉強に集中できる。

住戸は各戸で床材やタイルの色が異なるのも特徴。ライティングレールが備わり、収納も充実している。

ライブラリーの入口はカフェのようなモダンな雰囲気

ライブラリーの間取り図

カラフルなタイルの館名板が目印。さらに奥に進むとエントランスがある。

※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2019年1月11日時点のものです。

取材・文/皆元 初香 撮影/水野 浩志

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