グループ入りでパワーアップ！ オーナーの選択肢が広がる

サービス付き高齢者向け住宅等の開発・運営を手がける（株）アーバンアーキテックは、このたび、創生事業団が株主となり、介護ビジネスを全国展開する創生会グループの傘下に入りました。

同グループは19の法人で、特別養護老人ホーム、老人保健施設、ケアハウス、介護付き有料老人ホーム、デイサービスなど多数の事業所を運営しています。

グループ入りにより、アーバンアーキテックは「社会的貢献度の高い事業で土地活用を行い、長期安定経営をかなえたい」と考えるオーナーの思いに、より的確かつ柔軟に対応できるようになりました。

サービス付き高齢者向け住宅「ご長寿くらぶ」

普通の年金生活者が入居できる高齢者向け住宅。同社が長期一括借り上げし、企画・建築から運営まで請け負う。部屋数を小・中規模に抑え、温かみのある介護を提供している。

地域ニーズや要望に合わせて多彩な介護施設の提案が可能に

全国で多彩な介護ビジネスを展開する創生会グループのノウハウを活かし、「ご長寿くらぶ」だけでなく、地域ニーズに合わせて他の形態の介護施設も提案できるようになった。

「創生会グループ」とは

1973年に設立された19法人からなる介護ビジネスグループ。特別養護老人ホーム、老人保健施設、ケアハウス、介護付き有料老人ホーム、デイサービスなど、全国で467施設を運営。年間売上高は550億円に上ります。

今後もスケールメリットを活かして事業を拡大

同社の高齢者向け賃貸住宅「ご長寿くらぶ」は、「日本から『介護難民』をなくしたい」という川又則夫社長の熱い志から2009年に展開をスタート。現在、茨城県を中心に関東で80棟を超える。木造の小・中規模施設がローコストで建築できるため、オーナーにとっては投資金額が抑えられて、融資が受けやすいのがうれしいです。

完成した建物はアーバンアーキテックが長期にわたって一括借り上げし、入居者募集から運営まですべて行うので、経営リスクも少なくなります。今後は創生会グループのスケールメリットを活かして事業を拡大し、ドミナント展開に拍車をかけるそうです。

また、介護ビジネスの鍵を握る人材の育成力も大きく高まるため、今後の飛躍に期待が寄せられています。

【インタビュー 】素晴らしいスキームを活かして一緒に発展を

アーバンアーキテックのグループ入りについて、お話を伺いました。

アーバンアーキテックメンバーと創生事業団 阿部哲也さん（右から2番目）

「創生会グループは各法人の叡智を集め、介護に特化したサービスを提供する経営共同体です。このたび、事業の承継とさらなる発展をめざしたいという川又社長の思いから、アーバンアーキテック社が創生会グループに加わりました。健全経営を続ける同社が創生会を支える一員になってくださったことは大きな喜びです。

建築費を低く抑えつつ、優良な施設を建設し、普通の年金生活者が入居できる費用で介護サービスを提供できるようにした同社の事業スキームは素晴らしく、ここに創生会のノウハウを加えて、さらに充実した介護ビジネスを展開していきたいと考えています。

今後も「介護難民をなくしたい」という同社の理念をしっかりと受け継ぎ、一緒に高齢者が住み慣れた場所で最後まで暮らせる夢をかなえていきます」

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※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2022年3月4日時点のものです。

取材・文／菱沼 晶　撮影／青木 茂也

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