賃貸オーナーが実際に行っている空室対策とは?

世の賃貸オーナーたちは、どのような空室対策を行っているのでしょうか? 賃貸住宅オーナー向け情報誌 『オーナーズ・スタイル』(首都圏版)に寄せられた、大家さんの声ををご紹介します。

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賃貸オーナーが実際に行っている空室対策とは?2


●近所の不動産会社に依頼して入居を待つこと5年。インターネット掲載に熱心な会社に変えたらすぐに入居希望者が現れ、現在6棟満室です。(神奈川県 Hさん)

●たとえバス・トイレが一緒でも「その代わりに部屋が広く使える」など、マイナス面をプラスに変えるアピールをしてもらえるよう、不動産屋さんにお願いするようにしています。(東京都 Iさん)

●物件撮影時は太陽光の入り方に注意して撮影。画像データは不動産屋さんに提供して募集の際に使ってもらいます。(埼玉県  Hさん)

●物件写真は明るくきれいに見えるよう、新緑の季節、晴天の日に撮影しました。(東京都 Hさん)

●インターネット動画サイト「YouTube」に、物件紹介の映像を投稿・公開しました。(東京都 Iさん)

●内覧時は不動産屋さんとともに立ち合い、アピールポイントを大家自ら説明します。(東京都 Nさん)

●近隣の仲介会社へ、マイソクと手土産を持参して営業しに行きます。(千葉県 Iさん)

●物件の魅力を伝える資料を作成し、内覧者が持ち帰って検討できるように室内に備え付けておきます。(東京都 Yさん)

●建物の耐震性・工法を明示し、安全をアピールしました。(千葉県 Tさん)

●管理会社と提携し、家具付きプランを提供しています。(東京都 Aさん)

参考記事:空室対策に効果的!内見につなげる募集チラシの作り方

参考記事:魅力的な物件写真の撮影に欠かせない3つの基本テクニック

「環境・見た目・設備」を整えて、住みやすい物件に

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●LEDの最新型シーリングライトをつけるとなぜかすぐ決まります。薄型は部屋が広く感じ、心休まる明かりになります。(東京都 Sさん)

●居住空間の確保を優先したため収納が少なかったので、IKEA(イケア)で収納家具を買い取り付けました。価格もお手頃なうえ、思ったより見た目も良く現代風になり、入居者が決まりました。(東京都 Sさん)

●黄砂、煙霧、PM2.5などを考え、数年前より退去発生ごとに順次室内物干しを設置。募集時にアピールポイントにしています。(埼玉県 Hさん)

●17 坪の1軒家を1、2階に分けて賃貸にしました。1階の水まわりを約200万円かけて新しくし、部屋もフローリングに。内装のカラーを白を基調にしたところ、中年の男性が部屋の明るさを気に入って入居しました。(東京都 Kさん)

●自分が住みたい部屋にリフォームしています。棚をつけたり、キッチンの水栓を混合シングルレバーに替えたり。先日空いた部屋はアクセントクロスに落ち着いた赤、トイレはコンクリ打放し風クロスにしたらすぐに入居が決まりました。(東京都 Aさん)

●退去後のリフォーム工事をすぐ行うようにしています。時期を逃すとその後空室が埋まらないので。(東京都  Tさん)

●築13 年と2カ月の物件ですが、外壁を塗装したら女性入居者が続いて決まりました。外観が明るくリフレッシュされた効果だと思います。(千葉県 Tさん)

参考記事:賃貸住宅の原状回復を早めに終わらせるには?

参考記事:【築古アパートの外観リノベーション】古さも個性!築古を活かしたイメージアップの成功事例

退去される前に!「不満の芽」を摘み取る

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●更新時、 10年以上一度も故障していないエアコンを新品に交換しました。電気代が大幅に減少したと入居者に喜ばれました。(東京都 Kさん)

●アパート前が消防署なので、夜間のサイレン音について深夜時間帯の配慮を依頼しました。入居者から苦情が来る前に対応できました。(東京都 Tさん)

●共用部を毎日掃除しています。入居者に「いつもきれいにしてくれてありがとう」と挨拶されました。そのせいなのか、更新割合が高いです。(東京都 Kさん)

まずは、やってみることが大事!

大家さんのクチコミ、いかがでしたでしょうか。「なるほど」で終わらせず、「いいな」「自分でもできそうだな」「やってみようかな」などと思ったものがあったなら、まずはやってみることが大切です。ぜひチャレンジしてみてください!

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