写真で差をつける!インターネットでの物件掲載のポイント

物件情報は基本的にインターネットで探すものになった今、ネットでの入居者募集ノウハウを知らなくては、空室を埋めることはできません。大手不動産ポータルサイトに物件を掲載するのは当然として、掲載する際にどのような点に注意すればいいのでしょう。今回は写真の撮り方に着目して紹介します。

物件を魅力的に見せるには写真の数が重要

入居希望者の大多数が、インターネットに掲載された写真を見て、物件を絞り込みます。

自分の物件を他の物件よりも魅力的に見せるためには、写真の種類と数が豊富であることが何よりも重要です。

管理会社の中には各物件を360度パノラマで撮影し、自社サイトに掲載しているところもあります。

不動産ポータルサイトには、掲載可能枚数の上限まで、物件の様々な箇所の写真を掲載するようにしましょう。

入居者が見たい設備の写真を掲載しよう

入居者が特に見たい写真は、キッチン・バス・トイレなどの水まわり、建物の外観、リビング、収納などです。間取り図ではわからない大きさや魅力をアピールできます。

特に水回りのきれいさは、女性入居者が気にする設備の一つですので、写真で詳細がわかるとよいでしょう。

リフォームした箇所があれば、言葉だけでなく写真も一緒に掲載しましょう。

自分で写真を撮影するオーナー、プロに依頼も

最近は、物件写真の撮影を不動産会社任せにせず、オーナー自身が行うことも増えています。

オーナー自らが物件を掲載し、入居者を募集するポータルサイトも登場しています。

物件の撮影をテーマにしたオーナー向けセミナーもよく開催されているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

自身で撮影するオーナーが増える一方、近年はプロカメラマンへの撮影依頼も、ネットのおかげで格段に行いやすくなっています。

多くのカメラマンが自分のウェブサイトで仕事を募っているので、探して連絡を取るのもいいでしょう。物件を新築した時やリノベーショ ンした時などに、各所をまとめて撮影してもらうのがおすすめです。

また、物件をアピールするために、自作のホームページを開設して写真を掲載するオーナーもいます。

不動産ポータルサイトでは情報量が少ないと思うなら、今は低コストでホームページが開設できるようになっているので、挑戦してみてもいいでしょう。

文/木村 元紀

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