退去予防のため、入居者に何かをプレゼントするのは効果的?

入居者には、できるだけ長く物件に住み続けてもらいたいもの。そのために、オーナーはどのようなサービスを行えばよいのでしょうか? プレゼントや設備の予告導入など、実際にやって効果があった、少しのコストと手間でできる入居者サービスの例を紹介します。

マイナス要素を改善後の、「上乗せサービス」としては効果あり

入居者にできるだけ長く物件に住み続けてもらうためには、どのようなサービスを行えばよいのでしょうか?

実際にやって効果があった、少しのコストと手間でできる入居者サービスの例を紹介します。

季節の挨拶やバースデーカードで感謝の気持ちを伝える

入居者への日頃の感謝を伝えるために、記念日や節目の日を利用したアイデアを考えるオーナーは多くいます。例えば、誕生日にバースデーカードを送ったり、暑中見舞いや年賀状、契約更新に対してはお礼状など、そうした挨拶を欠かさずに行うのです。

気持ちをあらわすちょっとしたプレゼント

さらにもう少し費用をかけて、プレゼントという形を選ぶオーナーも少なくありません。更新時や入居○周年のお礼としてプリペイドカードやギフトカタログ、食事券を送ったり、ゴミ袋や防災グッズ、夏のすだれなどの便利グッズを配布したりします。

 

例えばあるオーナーは、物件近隣のレストランで使えるお食事券を独自に制作し、入居者にプレゼントしています。近所に新規オープンする店を見つけると、そこへ交渉行き、費用折半で券の発行をもちかけるのです。お店にとってはエリア内に暮らす顧客候補への確実なリーチ(情報の到達)が魅力となるので、協力してくれるのだそうです。

設備の「予告導入」

また、新しい設備の導入が決まっているなら、敢えて「予告導入」を行う人もいます。宅配ボックスやテレビモニター付きインターホンなどの人気設備を導入する際、計画的にスケジュールを決め、順に入居者へ知らせていくのです。

物件がどんどん快適に進化することを知ってもらい、楽しみにしてもらいます。これにより、入居者の「何となく引っ越したい」という気分を減らすことができるのです。

ただし、このようなお礼&プレゼント対策には、一つ注意点があります。退去予防の効果が期待できる一方で、「プレゼント以前に、入居者は生活コストを下げてもらえた方がよほどその物件に住み続ける気持ちが増す」という意見もあるからです。

長期入居へのお礼ならば、更新料廃止や家賃値下げの方が、彼らにとっては嬉しいとの指摘です。

プレゼントなどの、いわば「上乗せされたサービス」が真に効果を発揮するのは、入居者が感じているマイナス部分をまず取り去ってから、ということでしょう。

自分の物件にマイナス要素はないのか、現状にどんなサービスを上乗せできるのかを、改めて検討してみてはいかがでしょうか。

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