将来の資産価値を左右する大規模修繕。だが、不安を抱えるオーナーも少なくない。「後悔しない大規模修繕」を掲げるリノ・ハピアに自社の取り組みを聞いた。

オーナーに寄り添い、高い満足を得るため、社員の意識を向上

― 集合住宅で５万戸以上の大規模修繕の実績を持つリノ・ハピア（株）。その強みと取り組みは？

「弊社では『後悔しない大規模修繕』をスローガンに、それを実現するために様々な取り組みをしています」と渡辺社長。

「まずは、オーナー様の満足度を追求する『心がけ』を大切にしています。大規模修繕で過去に苦い経験をされていたり、初めてで不安なオーナー様は少なくありません。ですから、営業担当が課題や不安、ご要望にしっかり耳を傾け、オーナー様にご納得いただける提案を行います。また工事中も入居者に細やかな配慮を行い、クレームやトラブルを未然に防ぎます」（渡辺社長）

豊富な「知識」と「経験」を全社で共有し、常に施工品質を高めていることも後悔しない大規模修繕につながっているという。

「例えば、タイルの補修一つとっても理想的な仕上がりをかなえるためには専門知識や経験が不可欠。色合わせや試作、試験施工など、細かく言えばキリがありません。これらを社内勉強会で若手社員にもしっかりと教育。また最新知識を得るために、メーカーを招いての勉強会も定期的に行います」（渡辺社長）

社員のレベルアップを後押しする「資格取得」にも積極的。取得費用を会社で負担するほか、資格手当を支給したり昇格条件に加えるなど人事制度にも取り入れ、有資格者を増やしている。

同社は定期的にセミナーや現場見学会を開催。後悔しない大規模修繕を望まれる方は、ぜひ資料を請求するとともに、参加してみて欲しい。

現地見学会やセミナーなど定期的に情報を提供

現地見学会やセミナーなどに参加した方からは「補修箇所や作業工程が具体的にわかった」など好評を得ている同社のイベント。情報は随時公開しているので、確認してみよう。

※この記事内のデータ、数値などに関しては2020年3月4日時点の情報です。

取材・文／太田 雅美