建物の「かかりつけ医」としてオーナーに寄り添う姿勢

歴史の長い企業には存続してきた理由があります。2024年5月に創業60周年を迎えたリノ・ハピア（株）は、どのような取り組みをしてきた企業なのでしょうか。代表取締役社長の渡辺さんに話を聞きました。

リノ・ハピア株式会社 代表取締役社長　渡辺 清彦さん　『リノベーションを通じてハッピーになってほしい』。社名は社員がそんな想いを持ち、行動できるようにとの願いを込めています。

「私たちは大規模修繕のプロとして、建物の『かかりつけ医』のような存在でありたいと考えています。建物も人間と同じように不調になったり歳を取ります。だからこそ長期にわたる修繕計画を立て、ケアすることが大切。私たちの60年はその積み重ねでした」

同社のキャッチフレーズは「建物を元気に、人を笑顔にする」。そのために大切にしていることが２つあるといいます。

「賃貸マンションオーナー様にお約束しているのは『最高品質』『快適性と安全』を追求することです。例えば2001年に品質マネジメントシステムの国際標準規格ISO9001を取得し、厳格なマニュアルに基づく運用管理で設計・施工からアフターサービスまで最高品質を目指しています。また、工事期間中でも入居者の皆様が快適で安全に暮らせる配慮はもちろん、近隣や通行される方々への安全管理も徹底しています」

リピート依頼や紹介案件の多さが信頼を物語る

リノ・ハピアは入居者満足度を高める共用設備の交換・新設、防犯対策や災害への備えなど、資産価値を高める提案にも熱心。対応力に満足したオーナーからの2棟目、3棟目のリピート依頼や、紹介案件が多いことからも信頼の証がうかがえます。年間売上は92億円に達し、実績やノウハウを着実に積み重ねてきました。

しかし、現状に甘んじず、より良いサービスを追求する姿勢こそ同社の強み。たとえば人材育成では、一級建築士をはじめ65名の有資格者が在籍していますが、資格取得やスキルアップの費用を会社が補助して応援。そのため社歴が長く経験豊富な社員が揃い、若手社員も順調に育っているそうです。

またCAD関連業務は海外に外注する企業も多い中、同社はフィリピンや台湾に現地法人を設立して精度や効率を向上。さらに2025年1月には台湾で合弁会社を立ち上げるなど、継続的な成長を目指しています。

「これからも大規模修繕を通じて、賃貸住宅の資産価値を高めるサポートをいたします。オーナー様に寄り添い、身近で相談しやすい環境を整えるため、1都3県に営業所を配置し、増設も計画中です」

60周年を迎え、さらに進化を続ける同社のこれからに注目です。

※この記事内のデータ、数値などに関しては2024年12月11日時点の情報です。

取材・文／太田 雅美

さらに詳しくリノ・ハピアについて知るなら

リノ・ハピアについて、さらに詳しく知るためには資料請求がおすすめ。【この企業・専門家に問い合わせる】ボタンをクリックするか、下記の【資料請求をする】をクリックすると簡単に資料請求ができます。

「後悔しない大規模修繕！」がコンセプトのリノ・ハピアに関する詳しいパンフレットをお送りします。

年4回無料で賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」をお届け！