家賃や経費等の入出金管理、クレーム対応など、何かと煩雑になりがちな管理業務。便利なアプリやお得なサービスを上手に活用して、管理の品質向上や費用軽減・管理効率アップを実現しよう。

管理業務を軽減してくれるお役立ちサービスをピックアップ！

近年、管理会社が提供するお得なサービスや、面倒な収支や書類を一括管理できるスマートフォンのアプリなど、オーナーの管理業務を軽減してくれる様々な方法が登場している。活用すれば管理業務をスムーズに行えることはもちろん、入居者の満足度向上や、修繕などの手間や費用が軽減できる。

そこでこの記事では、知っておいて損はない注目のお役立ちサービスをピックアップ。まず紹介するのは、スマホを活用した最新のサービスだ。煩雑な管理業務を効率化し、入居者とオーナーの双方にメリットをもたらしてくれる。

管理業務の手間を大幅に軽減するクラウド管理アプリ

「app-me!Cloud」のパソコン管理画面とスマホアプリのイメージ。アプリには漫画読み放題や占いなど入居者に喜ばれる機能も満載

（株）ゴールドキーカンパニーリミテッドが提供する「app-me！Cloud」は、一部屋単位で入居者と管理会社・オーナーがつながるクラウド管理アプリだ。オーナーはパソコンの管理画面一つで物件データを全て把握できるので、従来、管理会社と紙や電話でやりとりしていた手間をなくし、業務を大幅に効率化できる。

また、管理画面から各種お知らせを入居者のスマホに一斉通知できるので、素早く正確に情報を伝えることが可能だ。入居者は24時間受付のチャットルームでスマホで撮影した写真を投稿することができるので、室内トラブル発生時には、オーナーは速やかに把握・対応ができるだろう。

利用料金は 1 戸300円／月（従量課金制）。現在、2020年４月施行の民法改正対策資料も無料配布中だ。

スマートな情報共有ができる入居者＆オーナー専用アプリ

オーナー用アプリ「pocketpost owner」の画面イメージ。チャットには文字入力が苦手な人でもワンタッチ返信できるボタンがある

（株）いい生活が提供するのは、入居者用アプリ「pocketpost home」と、オーナー用アプリ「pocketpost owner」。入居者用アプリでは、今まで掲示板などで行っていた管理会社からの連絡をアプリを通して行う。お知らせが直接スマホに届くので、見逃すことがなく安心だ。また、契約書などのファイル管理機能も備え、いつでも確認できる。

オーナー用アプリでは管理会社からオーナーへの連絡を行い、収支報告書・見積書・契約書などを集約。管理面では電話対応や紙書類のやりとり、現地訪問などを減らせるのがメリットだ。

両アプリとも、チャットで管理会社へ好きな時に連絡できるのも特徴。他社の管理システムを利用していても、サービス導入は可能だという（※費用は管理会社負担）。

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