ウェブサイトで魅力的に見える物件写真を撮るコツは?

インターネットでの物件探しが当たり前になった現在では、数多く掲載されている物件の中から、入居希望者に注目され、内見したいと思わせるためには写真の印象が非常に重要です。そこで、素人でも部屋を魅力的に見せることができる撮影テクニックを紹介します。

入居希望者が知りたい情報を正確に伝える写真が、「良い写真」

不動産情報サイト連絡協議会のアンケートによると、問い合わせ物件を選定する際に「参考となる情報のトップは?」との質問に対して、上位3位までが物件の写真(写真の種類・枚数の多さ、写真の大きさ)と答えています。それだけ写真が大事であり、逆に言えば 「入居者が決まらない」理由の一つとして、写真が良くないことが考えられるのです。

では、良い写真とはどのような写真でしょうか。物件写真掲載の目的は、問い合わせと内見につなげることです。入居希望者が「この部屋だったら」と思うようなポイントをできるだけ多く見せるようにしましょう。

ただ、せっかく内見に至っても、現地に行ってみたら実物は写真ほど良くない、ではかえって逆効果です。良い写真の原則は、事実をありのままに、 物件の魅力を正確に伝えること。過度の演出は禁物です。

まず、撮影の前に、物件をよく観察してください。入居者を想定し、入居者目線で物件のアピールポイントを探すのです。室内、外観・共用部、近隣環境に分けて考えると良いでしょう。

そして、必要な写真の種類や枚数をイメージします。その際、分譲物件のカタログなどを見て、良い写真とはどんなものかの参考にしてもよいでしょう。

次に行うのは撮影場所の整理・整頓・清掃です。ポスト周りやゴミ出し場などを整備し、不要なものを片付けます。

次にデジタルカメラの選び方と、カメラの基本操作のポイントです。カメラの選び方は、図表にまとめたので参照してください。

デジタルカメラの選び方

※焦点距離は35㎜版換算

カメラの基本操作は、以下の3つがポイントです。

①カメラの設定

カメラの基本設定のポイントは、撮影モードをホワイトバランス(色の調整)が容易なプログラムモード(Pモード)にすることと、液晶画面をグリッド表示にすることです。フラッシュ発光は禁止。フラッシュを浴びると、写真は平面的になり、色も不自然になります。

 

②カメラの構え方

カメラは両手でしっかり持ち、両肘を体につけて、下半身を安定させます。ブレない写真を撮るコツは、シャッターの半押しをすることです。半押し状態でモニターを見て、ピントや明るさ、構図などを確認し、大丈夫であれば静かにシャッターを押します。

 

③撮影後の確認

撮影後は、撮影前のイメージと比べて以下のことに注意します。「明るさ、色合いは適切か」「必要なものが写っているか」「余分なものが写っていないか」「撮り忘れはないか」。デジカメの良さはモニターでチェックできることです。失敗や不足があれば再度撮影します。

取材協力:行動する大家さんの会 代表 廣田裕司氏

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