はじめの教科書!子世代大家さんのための賃貸経営の超キホン

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公開日:2019年3月26日
更新日:2020年2月5日
はじめの教科書!子世代大家さんのための賃貸経営の超キホン1

賃貸経営を引き継いだばかりで、戸惑う子世代大家さん、「大家業」の伝授に悩む親世代大家さんも多いのでは。本記事ではオーナーの基本業務や、スケジュールを凝縮。賃貸経営の「はじめの教科書」として活用してほしい。

賃貸経営って具体的に何をする?

賃貸経営を引き継いだものの、具体的な仕事内容は意外に知らないもの。いざバトンタッチしてみると、どうすればいいかわからない子世代大家さんは少なくない。

賃貸経営とは、入居者に部屋を貸して家賃をいただく事業だ。仕事の中身は大きく2つに分かれる。入居者の対応に係る数年単位の「業務サイクル(図1)」と、建物の維持管理に係る「中長期スケジュール(図2)」だ。

はじめの教科書!子世代大家さんのための賃貸経営の超キホン2

賃貸経営の基本業務は、図1のように<入居↔︎退去>を巡って循環していく形になる。空室状態からスタートすると、前半は、入居者募集→内見→入居審査↓賃貸借契約。実際の業務は、不動産仲介会社か管理会社に委託するのが一般的。オーナーは、募集時の家賃設定、入居希望者の承認などの意思決定に係る部分が中心になる。

後半は、入居者と建物の管理になる。家賃の回収、滞納の確認、入居者からのクレームやトラブル対応、建物の清掃や保守点検を行う。ここをオーナー自身で行うのが「自主管理」、管理会社に委託するのが「委託管理」だ。

賃貸の契約期間は2年が一般的だが、途中で退去する場合もあれば、更新をし、2年以上住み続ける場合も。退去や更新手続きも業務の一つだ。退去が決まると、現地での立ち会いチェック、敷金の精算をして、室内のクリーニングや原状回復を行い、募集から繰り返す。退去手続きと並行して、募集を始めるケースが多い。

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