3割安のコストで、建物診断、定期点検、アフターまで付く

一括前払いのほうが総コストは安くなると思いがちだが「メンパク」は長期メンテナンス費用を含め、トータルで約３割も安くなるという。なぜか。

「施工のタイミングを工事会社が決めるからです。閑散期などに分散して工事を実施するなど、人員や資材を効率よく活用して工事の稼働率を高め、経費の削減につなげています」と代表取締役の岩屋秀一朗さん。

しかも、通常の大規模修繕では別途費用のかかる建物診断や長期修繕計画の作成、長期アフター保証が「メンパク」には含まれる。修繕工事を実施した後も定期点検をしながら状況に合わせて適切なメンテナンスを行い、突発的なトラブルにも対応する。

「修繕して終わりではなく、継続的なメンテナンスで、建物をトラブルなく、常に良い状態に保つのが私たちの役割です」（岩屋代表）

また、メンテナンス計画のうちどの部位をどれだけ工事したか、「実行数量×単価＝実行済金額」
を明記した報告書を毎年提出してくれる。常に修繕工事が先行して、支払いが後から追いかける形になるのも特長だ。

「工事やメンテナンスの品質が気に入らなければ、オーナー様から契約を打ち切ることは自由です。それだけに、長いお付き合いをしていただけるよう、最適な修繕を心がけています」（岩屋代表）

築古物件を購入したが、漏水などのトラブルが多発、修繕資金がなく困っていたオーナーは「メンパク」を契約。同社はトラブル予防として、まず漏水を防ぐ屋上防水工事を実施し、危険個所を緊急処置。入居者の視線が届きやすい通路や階段などに美観向上ための改修を行って、競争力を高めた。

経営改善、事業承継にも利点

「メンパク」は、単に低コストで修繕できるだけではない。「15年間の修繕費を契約時点で確定して固定化できるため、経営の安定化につながる点もメリットです」（岩屋代表）

仮に売却する場合にも、修繕履歴が残っているため、金融機関の担保評価も高く、売りやすくなる可能性がある。賃貸経営を次世代に引き継ぐに当たっても「”ボロ物件”を子どもが相続したがらない」という不安を解消でき、スムーズな事業承継が期待できる。

ぜひ一度、サービス内容や活用事例を聞いてみてはいかがだろうか。

取材・文／木村 元紀　人物撮影／草野 清一郎

※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2019年9月4日時点のものです。

さらに詳しくオーナーズクラブの大規模修繕について知るなら

オーナーズクラブの大規模修繕について、さらに詳しく知るためには資料請求がおすすめ。【この企業・専門家に問い合わせる】ボタンをクリックするか、下記の【資料請求をする】をクリックすると簡単に資料請求ができます。

賃貸マンションフルメンテナンスサービス「メンパク」の仕組みやメリットを詳しく紹介する資料をご送付します。