相続対策に有効な保険の活用方法は？

「相続税の納税資金を保険でカバーする、という発想はオーナーの方にはまだ認知されていないと感じています。『現金があるなら現金で払いましょう』と税理士に勧められて従っている方も多いのでは？ですが、相続対策に生命保険は実に有効なのです」と語るのは七福計画の川西社長。

七福計画株式会社 代表取締役 川西こうじさん

同社は不動産オーナーへ向けた、保険を活用した相続対策提案を得意としており、これまで数多くの実績がある。

例えば贈与を行うにしても、保険を使った贈与は、貯まるまでに時間がかかるものの、途中で他の用途に使ってしまうこともなく、孫の学費など必要なタイミングを見計らって現金化の設計が可能などの利点がある。また、米国ドル建の終身保険は、日本の同等商品よりも低い保険料で加入できることが魅力だ。

「為替リスクはありますが、金利の優位性も望めますし、一定期間保険料の払い込みが終了すると、将来的に約２倍近く解約返戻金を受け取れる場合もあります」

【活用ケース】娘自身の将来の介護費用を米国ドル建介護保障付終身保険で

娘が認知症になった場合には介護保険金が支給される。解約返戻金をセカンドライフに活用することも可能。贈与することで納税対策にも、介護対策にもなるので、子どもの将来も安心！

保険の加入は計画的に、早めに

この他にも同社では、分割・節税・納税資金対策など、相続に関するさまざまな方法を独自のネットワークを活用して案内しており、その上でオーナーの資産状況や家族構成、将来設計等の個別事情に応じた保険活用を提案してくれる。

「保険は早めに加入した方が、保険料等が有利になりますから、計画を立てて対策するべきです。弊社には相続や不動産、税制に強いスタッフが揃っていますので、ぜひご相談ください」

生命保険の上手な活用方法（相続対策編）をご紹介！

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※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2020年6月8日時点のものです。

取材・文／本多 智裕　撮影／豊島 正直