相続税を払いすぎたオーナーの力になりたい

Ｓさんのオーナー歴は約36年と長いです。現在は名古屋市や大阪市に区分所有のマンション、県内にアパートを複数棟所有しています。オーナーとなったきっかけはお父様の相続でした。

Sさん
三重県をはじめ、名古屋市や大阪市に区分所有マンションを所有。アパートも複数棟所有しています。
賃貸経営のイベントにも積極的に足を運ぶなど、研究熱心なオーナー。

「結構な額の相続税を納めまして母親の相続が発生した時にも大変なことになる、と思い、母親名義でアパートを建てたことが始まりです」とＳさん。その後もご自身で熱心に勉強・研究をして、さまざまな対策をしてきました。

「当時はかなり有効な対策を立てたと自負していました。母親の相続時には付き合いのある税理士さんに申告手続きを依頼して、相続税を納めました。相続対策をしていたとはいえ、ある程度の相続税額になるのは仕方のないことだな、と思っていました」（Ｓさん）

そんな時に出会ったのがフジ総合グループの武山さんです。

武山 知生さん
フジ総合グループ　名古屋事務所　コンサルティング部

「S様は大変博識な方で、すでに多くの対策を実施されていました。私も何かS様のお役に立ちたいと思い、相続税還付のご提案をさせていただきました」と武山さんは語ります。

相続税の還付手続きとは、相続税の申告期限から5年以内であれば土地の評価を見直すことで納め過ぎた相続税を返還してもらうことができるというものです。

Sさん（右）と武山さん。「武山さんはとても元気な方。人間的にもとても魅力的で好感が持てます。担当が武山さんだったからお願いしたんです。これからも機会があれば頼りにしていきたいですね」

「フジ総合グループのことは賃貸経営のイベントで見かけたことがあって知っていました。相続・不動産に強い税理士事務所という認識でした」（Sさん）

Sさんは、何度か武山さんと会ううちに実直な性格と熱心な提案に信頼感が増し、「もしかしたら」という気持ちになっていったといいます。

「還付になる可能性が高いと丁寧に説明してくれましたし、調査にかかる費用は一切発生しないと聞いてやるだけやってみよう、という気になったのです」（Ｓさん）

相続税還付手続きとは

３つの視点から相続税額の減額を提案

フジ総合グループでは１９９２年から30年以上、相続税の還付手続きを完全成功報酬制で行っており、これまでの還付実績は５６００件に及びます。相続税申告の際に最も重要なのは土地の評価ですが、同グループでは相続専門の税理士と土地の相続税評価に精通した不動産鑑定士が協働して対応するため、適正な納税額を算出することが可能です。

Ｓさんの依頼を受けてフジ総合グループは相続税申告書一式を見直しました。

• 二店舗に貸し付けていた土地を一体評価して申告しており、実際の利用区分に合わせて評価を見直しました。

• 家屋と構造上一体となっているガス設備や旧排水設備等の建物付属備品を、資産計上からはずしました。

• 減価償却の評価の方式を定額法から定率法に見直したことで請求は認められ、結果、支払った相続税額の約３分の1が還付されました。

「嬉しかったですね。思ってもいなかった臨時収入でした。やはり相続税と土地評価に強い会社であると実感しました」（Sさん）

還付が実現したことで武山さんと同グループに圧倒的な信頼感を抱いたＳさんは、知り合いのオーナーに同グループのことを話すなど、良好な関係が続いています。

「私は人の付き合いを大切にしており、ビジネスにおいても相手の人間性を重視します。いい会社にはいい人間が多い。フジ総合グループに対してもそう感じています」（Sさん）

「Ｓさんはとても勉強熱心で尊敬できる方。こちらが学ばせていただくこともたくさんあります。これからもぜひお力になりたいと思っています」（武山さん）

※この記事内の情報は2023年5月18日時点のものです。

取材・文／本多智裕　撮影／アトリエあふろ（古川 公元）

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