定期清掃で課題を把握。快適な住環境を整備する

賃貸住宅に特化し、900棟以上の「管理人サービス付き定期清掃」を手がけているルミナス。『きれいにするだけの掃除屋はいらない』を合言葉に入居者が快適に暮らせる環境を整えて、賃貸経営を現場からサポート。単なる清掃業務とは一線を画しています。

ルミナスでは、まず物件の管理ルールを設定。共用廊下やゴミ置き場・集合ポスト・駐輪場などの使い方を決めて周知、ルール順守の徹底を図ります。その後、ルールの運用をチェックするのは現場を担当する“巡回管理人”です。

掃除屋ルミナスの巡回管理人による清掃業務

流水清掃などで日々の汚れを掃除。

掃き掃除とともに整理・点検を実施。

機械を使用して頑固な汚れを一掃。

「ご入居者によるルール違反やトラブルが起きていないか、建物に不具合はないかなど、定期的な清掃業務を通じて建物の変化に目を光らせながら住環境を整備しています」と島村社長。入居者への改善要請が必要な場合は「お願いカード」を使って丁寧に働きかけます。

「根気よく繰り返すことで、問題を解決していきます。そうすると、やがて物件には、ルールを守る人だけが残ってくれます」

共用灯の球切れはすぐに交換したり、粗大ゴミの放置には受付センターの電話番号と処理券の必要枚数を案内するなど、臨機応変に対応する姿勢も重視しています。

「オーナー様やご入居者の困りごとを深掘りし、どうすれば解決できるかを現場で考えて実践します」

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【事例紹介】プロならではの気付きと指摘に感心。提案内容にも納得

（左）（株）ルミナス　代表取締役 島村 亮さん （右）大家さん学びの会® 代表 水澤 健一さん

「大家さん学びの会」の水澤代表は２年前に葛飾区の物件を購入されたが、自宅や管理会社が物件から遠く、管理状態に不安を感じていました。そこで信頼する知人に紹介されたルミナスの島村社長に相談。

「一緒に物件を見に行くと、ゴミストッカー内は散乱、集合ポストもチラシで荒れた状態。これはまずいと、すぐに定期清掃を委託しました」と水澤さん。すると物件状況が目に見えて変わったといいます。

入居者の使い方も良くなり、ご満足の水澤さん。木造3階建て（1K×9戸）の物件では、月1回の巡回清掃・巡回点検を実施しています。

「共用部がきれいなのはもちろん、入居者もゴミ出しルールを守ってくれるように。退去が出てもすぐに埋まりました」（水澤さん）

ルミナスでは共用部やゴミ置き場・駐輪場・ポストなどの使用ルールを決めて入居者に周知します。

「ルールを運用する『巡回管理人』が定期清掃を通して物件のトラブルの芽をいち早く見つけ、改善を図ります」と島村社長。

「管理人サービス付き定期清掃」がかなえる入居者マナーの改善

• STEP1

  物件の管理ルールを設定

  「共用廊下に私物を放置しない」「ゴミは当日回収されるものだけ出す」など物件のルールを決める

• STEP2

  物件の管理ルールを周知

  各戸ポスティング、掲示板への掲示などで、ルールの周知を行う

• STEP3

  ルールの運用を徹底する

  定期清掃を通じて物件内をチェック。入居者へルールの順守を丁寧に促し、意識を改善する

巡回管理人はすべて正社員。教育や研修にも力を注ぐ

一方で、「掃除屋」としての自負に揺るぎはありません。“巡回管理人”は約20名で外部委託はせず、全員が正社員。創業時から勤続年数が30年近い社員もいます。

「非正規ではなく正社員にこだわるのは、清掃業に責任と誇りを持ち、お客様から信頼を得て尊敬されるようになってほしいから。そのために社員教育にも力を注いでいます」と島村社長は胸を張ります。

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※この記事内のデータ、数値などに関しては2024年6月15日時点の情報です。
取材・文／藤谷 スミカ　撮影／青木 茂也

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