築古アパート・マンション、戸建てで成功するリノベーションのポイントと実例
リフォーム/塗装
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公開日:2019年9月4日
更新日:2019年11月6日
目次
Case2|「写真映え」するポイントを取り入れ、SNSの活用で早期入居を実現
現地はJR山手線「目黒駅」から徒歩10分以内。立地の良さで集客できるためか、周辺にリノベーションで競合する物件は少なかった。同じマンション内に、やや広めの住戸が原状回復のみで16.5万円で募集していた。それでも入居は見込めるが、リノベ会社は周辺相場のマックス賃料を目指したリノベーションを提案。4万円近い家賃アップを実現した。
「家賃アップに直結する特長を出すことがポイントです。例えば広いリビングや対面キッチン、ウォークインクローゼットはユーザーに響きやすく、写真映えにもつながるプランです。10年先まで追加費用を抑えつつ、長期的に競争力を保てる物件にすることも大切です」(ハプティック株式会社リノベーション事業部・佐藤陽亮さん)
同社はリノベ・デザイナーズ物件専用サイト「goodroom」も運営。着工と同時に同一仕様の部屋写真を掲載し、募集を開始する。フェイスブックやインスタグラムなどのSNSフォロワー計28万人に「写真映え」する1カットで室内の魅力を伝えて、物件サイトへの流入を図ったこともあり、工事完了前に入居が決まった。
物件概要
所在地/東京都品川区
築年/1987年
構造/RC造・5階建
所在階/4階
専有面積/46㎡
●リノベ総費用/約47万円
●間取り変更/2DK→1SLDK
●家賃/15万円→18.8万円( 管理費6000円含む)へアップ
●入居状態/工事中から問い合わせ多数、工事完了前に入居者決定
●回収期間/約2年で投資資金回収予定