京成不動産の家族信託セミナー|1日で家族信託のメリット・デメリット・費用まで解説!
- 資産活用コンサルティング
その場で節税効果のシミュレーションをしてもらった!
節税対策のセミナー終了後、希望者は節税効果の簡単なシミュレーションをしてもらえるという事で、実際に私の親戚の予測される資産を元に二次相続時のシミュレーションをしてもらいました。我が家の場合は、普通に法定相続分の割合で50%母に相続するよりも、40%にした方がトータルの相続税がだいぶ節税できる事が分かりました。
さらに、私は弟と2人兄弟なのですが、「父が亡くなった際は一旦長年連れ添った母に全額相続してもらい、母が晩年好きに使ってもらって残った分を分けて相続したらいいか。」と話していたのですが、その場合母に100%相続してからの二次相続となり、トータルで一番相続税がかかるパターンだった事が分かりました。しかも何と倍以上!知らないって怖いなぁと痛感しました。
セミナー後、講師をしていた京成不動産の担当者に突撃インタビュー!
宅地建物取引士/家族信託コーディネーター
家族信託や節税対策などのセミナーに関する疑問は、丁寧な解説と参加者の質疑応答の活発さもあって理解したのですが、ちょっと参加者として個人的に気になる事があったので単刀直入に聞いてみました。
なぜ不動産会社である京成不動産が家族信託のセミナーをやっているの?
鳥井
京成不動産は不動産会社ですよね?なぜ弁護士や税理士の先生の方が詳しそうなこの分野のセミナーを不動産会社がやっているんですか?
田村
相続される資産って何が一番多いと思いますか?資産には保険や株券などの有価証券、現金・預貯金、土地・家屋などの不動産がありますが、実は約6割が不動産なんです。不動産に詳しいのはもちろん不動産会社。ですので私たち京成不動産は相続と不動産に関わるコンサルティング事業を行っています。
そして、資産を使って長い人生をどう幸せに過ごしていくのか、遺した資産を次の世代にどう円満に継承するのかなどに向き合い、仕組みづくりを追及したところ「家族信託」に辿りつき、こういったセミナーを開催しています。
鳥井
そんなに不動産の割合が多いのですね。私は今回初めてこの「家族信託」に関して話を聞いたのですが、一般的に知られているものなのでしょうか?
田村
実はこの家族信託、信託法の法改正があった平成18年に登場した比較的新しいもので、高齢化による認知症の増加や複雑化する財産関係によって、近年ニーズが高まってきたものなのです。ですので司法書士や税理士の先生でも詳しい方はまだ少なく、一般にもまだまだ認知の低いものになっています。
とても良い仕組みなのに認知が低いのはもったいない!ということで、不動産に詳しい私たちが、信託法に詳しい弁護士の先生、節税に詳しい税理士の先生、ファイナンシャルプランナーの方とタッグを組んで、ほぼ毎月開催し、もう2年になりますね。
セミナー後に営業などがあると思っていたのですが…。
鳥井
2年もされているんですね!とても分かりやすく、事例も多いなと思いました。お茶も配られ、書きやすいボールペンも用意され、資料もこれだけで価値があるほどボリュームがあって、無料のセミナー…。絶対終わった後に不動産などの営業があると思って身構えていたのですが、普通にすっと解散して逆に驚きました。こんなこと言うのもなんですが、営業などしなくてよかったんですか?
田村
そんな身構えないでください。(笑)
不動産会社ではありますが、私たちはコンサルティング部門というところに属していまして、売るべき自社商品を持ちません。一応コンサルティングというメニューはありますが、資産活用サポートのための窓口となる役割が大きいので、お客様に合わせて様々な提案をしています。
弊社が展開する売買仲介・賃貸管理・コインパーキング事業・リフォームなどの事業機能を活用した多彩な提案もできますし、必要に応じて税理士・弁護士・設計事務所など外部のパートナーや専門家とも提携し、状況に合わせてベストの解決策を提供しています。
このセミナーはさらにその最初の、相続や節税に詳しくない方に知識をつけてもらい、一度資産について考えるきっかけにしてもらうためのものですので、色々検討していただいて、困った事や不安な事が出てきた時に、頼って相談していただくのが私たちであると嬉しいなと思っています。
大家さんだけでなく、みんな一度受けたほうがいいと思えるセミナーだった!
今回セミナーに参加してみて、実にたくさんの学びがありました。まず、無知は怖いという事!相続や節税など遠いようで身近なのだと、たくさんの事例を見て知る事ができたのは大きかったです。
厚生省の発表によると、平均寿命と健康寿命の差は10年。つまり私たちは、実に10年にも及ぶ期間、日常生活が制限され、場合によっては認知症など意思判断能力が喪失した期間を送る可能性があるという事。それに備える事は現代社会において必須です。
「実の息子・娘なのだから、「信託契約」なんて契約で結ぶのは信頼していないようでちょっと…。」「まだ元気だし大丈夫だろう…。」と思う方もいるかもしれませんが、認知症を発症してからでは手遅れ。子どもの立場からすると、むしろ資産の流動性が悪くなる危険性があるのだから、元気なうちに備えておいてほしいと思ったほどでした。
ご自身のためにも、大切なご家族のためにも、今後の人生や資産をどう活用して幸せに過ごしたいか、過ごしてほしいかについて、話し合う機会を設けてみてはどうでしょうか?そのきっかけに、こういったセミナーに参加するのはとても有意義だと思いました。
京成不動産の家族信託セミナーは毎月開催!
新しい相続対策として注目を集める「家族信託」と、家族信託のみでは対応できない相続税の「節税対策」を同時に学べるセミナーです。午前の部では「家族信託」、午後の部では「節税対策」をテーマとして取り上げています。事業として運営している方向けには別の日程で「家族信託」と「事業承継信託」のセミナーも開催しています。
※午前・午後のどちらか一方だけの受講も可能です。
さらに詳しく「京成不動産」について知るなら
京成不動産について、さらに詳しく知るためには資料請求がおすすめ。【この企業・専門家に問い合わせる】ボタンをクリックするか、下記の【資料請求をする】をクリックすると簡単に資料請求ができます。
京成不動産
お問い合わせの際は、オーナーズ・スタイル・ネットを見たとお伝えください。
商号 | 京成不動産株式会社 |
---|---|
受付 | 10:00~18:10 |
定休日 | 水曜 |
対応エリア | 東京・千葉・埼玉・神奈川 |
ホームページ | http://www.keisei-consult.jp/ |
所在地 | 東京都葛飾区青戸3-37-15 京成青戸ビル5階 |