空室対策に入居者無料インターネットを導入した場合の費用対効果は?【大家さんのお悩みQ&A】
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大家さんのお悩みにオーナーズ・スタイル編集部がお応えするQ&Aシリーズ。今回は、無料Wi-Fiについてです。無料Wi-Fiは、人気の設備ランキングでも上位に来る注目の物件設備です。今回は、その費用対効果についてご紹介します。
Q、物件の空室対策として、無料Wi-Fi(入居者無料インターネット)の導入を検討しています。最近は人気の物件設備ということですが、実際に費用対効果はどのくらいあるのでしょうか?
A、まずは自身の物件の入居者ターゲットを整理してみましょう。インターネット環境を重要視している世代ならば、無料Wi-Fi(入居者無料インターネット)の費用対効果も高くなるでしょう。品質やセキュリティ面にも注意し、導入を検討してみてください。
無料Wi-Fiは、人気設備ランキングでも上位に来る物件設備ですね。物件への導入を検討する大家さんも多いのではないでしょうか?
無料Wi-Fiを物件に導入する際に押さえておきたいポイントは、あなたの物件の入居者層です。
例えば、インターネットの普及と共に成長してきた20代から30代の「ミレニアル世代」は、ネット環境を重視する人も多いです。スマホやタブレット、パソコンなど、インターネット端末を複数持っていることも珍しくないので、無料Wi-Fiは効果的な空室対策になります。
実際に、築20年の物件全戸に無料Wi-Fiを取り入れたところ、空室だった3部屋が即入居になり、費用対効果の高さを実感したという大家さんもいます。
反対に、ネット環境への関心が薄く、とにかく家賃の安さで部屋を選ぶような入居者層には、せっかくの無料Wi-Fiも費用対効果が低くなってしまいますよね。
まずは、あなたの物件のメインターゲットはどういう人なのかを整理してみましょう。ネット環境を重視する世代なら、単に無料Wi-Fiがあるかないかだけでなく、その品質やセキュリティ面も重要視されるでしょう。
賃貸物件用の無料Wi-Fiを提供する企業は複数あるので、各社の特徴も比較しながら、導入を検討してみてくださいね。
無料Wi-Fiの費用対効果についてのOSnetの記事
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賃貸の主な借り手となるのが、「ミレニアル世代」と、「単身ミドル世代」です。無料Wi-Fiなど充実した物件設備を優先するのか、家賃の安さを優先するのかは、ターゲットによって異なります。世代別の価値観を知り、効果的な空室対策をしましょう。
Wi-Fi機器のトップシェアブランド、バッファローのグループ会社が提供する「一棟まるごとアパートWi-Fi」。導入の手軽さ、充実のサポートが好評で契約が急増中です。築20年の物件に導入し、空室が即改善したというTさんにお話を伺いました。
無料Wi-Fiの費用対効果を高めよう
いかがでしたか?無料Wi-Fiの費用対効果を高めるためには、あなたの物件の入居者層を理解することが大切です。入居者のニーズにマッチしていれば、無料Wi-Fiの費用対効果を実感できるでしょう。空室対策の一つに、検討してみてはいかがでしょうか。