次の一手で差をつけよう!賃貸住宅に新しい価値を生む“新・空室対策”とは
「定番の空室対策はひと通りやったつもり。次に何をすればいいのか」――賃貸オーナーから最近よく聞く声です。人気や流行を追うのも良いですが、少しだけ目の付け所を変えてみましょう。その先へ踏み出したい賃貸オーナーに、バージョンアップした“新・空室対策”をお送りします。
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単なる人気設備にとどまらない宅配ボックス
空室対策の第一歩は、自身の物件の現状を見直すことから始まります。
家賃が適正か、エントランス・駐輪場・ゴミ置き場などの共用スペースは清潔か。こうした募集条件の見直し・変更や建物まわりの整備は、基本的なこととして当たり前のように実践してほしいところ。そのうえで打つべき手としては、新たな設備の導入が想定されます。真っ先に検討したい設備は、宅配ボックスとインターネットです。
まず宅配ボックスは、単なる人気設備にとどまりません。宅配ボックスの設置推進は、国を挙げての政策になりつつあるからです。設置支援の補助金のほか、設置義務化に踏み出す自治体まで登場しています。
従来から叫ばれていた再配達削減という社会問題に加え、ドライバーの時間外労働時間の上限制限がもたらす「物流2024 年問題」が背景にあります。
もちろん、入居者のニーズも高く、日中は不在がちの学生・社会人単身者や共働きカップルはもちろん、在宅でも非対面で荷物を受け取りたいファミリーまで幅広い層から求められています。注目すべきは、これだけ人気が高いにもかかわらず、宅配ボックスの設置率は平均で約4割程度、アパートは3割以下にとどまること※。設置すれば一歩リードできるチャンスです。
特にねらい目!宅配ボックス
宅配ボックスは、電気工事いらずで設置費用と維持費が低い機械式と、スマホ・アプリを使った操作や遠隔管理ができる電気式の2タイプが代表的。既存物件なら、機械式が後付けしやすくなっています。
共用部分の狭いアパートでも、階段下や集合ポストの下部など、デッドスペースを活用すれば導入できます。薄型・コンパクトで、1ボックスから付けられる商品も続々登場。建物に合せてセレクトしましょう。
壁付け、壁埋め込み、独立・据置タイプなど、建物・敷地状況に合せて多彩に取り揃え。
入居者それぞれに暗証番号を設定、1ボックスを複数で共用可。キーレス・タイプも。
オーナーズ・スタイル「大家さんストア」でも宅配ボックスを特価販売中!
オーナーズ・スタイル「大家さんストア」では、宅配ボックスをはじめとした各種人気設備を特価で販売中!標準工事費込みの表示価格、しつこい営業の心配無用など、大家さんに嬉しいメリットが満載です。ぜひこの機会にご利用ください!
第4のライフラインともいわれるインターネット設備
そして、インターネットも電気・ガス・水道に次ぐ第四のライフラインといわれるほど今や重要な設備のひとつ。
現代の若者世代は、テレビ・アンテナや電話回線がなくても困りませんが、通信インフラとしてのインターネット環境がないと、仕事も暮らしも遊びもままならなくなります。さらに、コロナ禍を機に在宅ワークやオンライン授業が増え、「高速で安定した接続ができるインターネット環境」が求められるようになりました。
これからは高速!インターネット設備
「インターネット無料」では今や力不足。これから新規導入して「高速インターネット」を謳うなら、1G(ギガ)bps 以上の光回線がマスト。屋内配線は有線の方が安定して接続できますが、建物の構造や規模によってはWi-Fi(無線)方式でも良いです。
各住戸で十分なスピードが確保できるかを測定して、現場の状況に合せて設計・提案をし、アフターケアの充実しているサービス事業者を選びましょう。
インターネット導入の相談ができる会社をオーナーズ・スタイルがピックアップ。物件の規模や構造、間取りによって最適な配線方式などが変わります。物件にあわせた導入プランを提案してもらいましょう。
入居者ニーズを満たす高速無料インターネットを提供。他にもセキュリティ設備、宅配ボックスなども扱っています。
IPv6で高品質ネットワークを低価格で提供。物件に合わせた施工内容、価格で提案。同社の回線に切り替えると、速度が速くなる、もしくは維持したままで、毎月の料金が10~50%ほど下げられます。
入居者無料の光インターネットマンションシステム「Best Bit Net 」を展開。全国16万戸の対応実績があり、驚きの低価格で提供。
宅配ボックスも高速インターネットも導入済み。それでも不安なら次の一手を
宅配ボックスも高速インターネットも、すでに導入済みという賃貸オーナーも当然いるでしょう。それでもまだ不安があるなら、次の一手があります。
「もっと競合に差をつけたい」――そんな空室対策・上級者のオーナーズ・スタイル読者に、新しい価値を生む“新・空室対策”をお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。
※この記事内のデータ、数値などに関して本記事は、2024年2月15日時点の情報をもとに制作しています。
文/木村 元紀 イラスト/アサミナオ
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