たった3つのポイントを意識した対策でお金をかけずに空室を埋める!【築古アパート・マンション、戸建て賃貸】
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お金を掛けない空室対策②|物件の魅力を高める
築古の弱点をカバーして物件を魅力的に見せる
部屋探しの主流であるネット検索では、物件の内装写真が大きなポイント。近年では、室内に家具や小物を配置し、モデルルームのようにする「ホームステージング」を導入する物件が増えている。何もない空間よりも広がりが生まれ、生活のイメージがわくため、成約につながりやすくなる。ステージング済みの部屋の写真で物件の閲覧数を高め、内見時の第一印象を良くするのに役立つという声も多い。
築古物件でも、ホームステージングをすることで、室内を魅力的に見せられるのでおすすめだ。自分で行うことももちろんできるが、もし自信がなければ、最近では、ホームステージング用のサービスを取り扱う企業も増えているので利用してみてほしい(下コラム参照)。
コストを抑え付加価値アップ|特長を伝えることも忘れずに
入居時の初期費用を抑えたいというニーズを反映して、「家具付/家電付」の物件特集コーナーを設ける部屋探しポータルサイトも増えている。学生や社会人1年生の新生活のスタートに必要なセット(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・ベッド・デスク・テレビ・照明器具など)をあらかじめ用意しておくことで、空室解消につながる可能性は高まるはずだ。
また、立地のハンデを克服する対策として、レンタル自転車を用意し、駅前の駐輪場料金も負担することで、空室を埋めた例もある。
こうした対策を行うことにより、家賃を値下げすることなく空室期間を短くできる。物件の資産価値を下げることもないので、まずは行動してみてほしい。
このように付加価値を少し高めた上で、客付けをする仲介会社との関係を深め、物件の特長をしっかりと伝えることが大切だ。
お手頃価格で始められるホームステージング用のサービスが急増中!
近年、家具レンタルや室内レイアウトのアドバイスなど、「ホームステージング」に関するサービスが増えている。たとえば「空間DECO」が提供しているサービスは、ワンルームプラン(家具5点、小物15点まで)が3カ月レンタルで6万円。ニトリでは、1~2人用(LD)が1カ月レンタル=8.5万円~。撮影もオプションで8000円からとお手頃なサービスも付いている。