補助金で空室対策!安定経営と社会貢献が両立する「住宅セーフティネット(東京ささエール住宅)」
空室対策として最適、家賃の滞納もなく「登録して大正解」
「住宅セーフティネット制度(愛称:東京ささエール住宅)」についてなんとなく理解できたけど、登録するのに「ハードルが高そう」と思う大家さんもいるのではないでしょうか。
「セーフティネット住宅への登録方法は、八王子市の担当の方がわかりやすく丁寧に教えてくださったので、スムーズに登録できました」とかとうさん。
空室対策のためのリフォームについても、改修費の補助金を受けるため、最初に八王子市へ補助金の対象となる工事内容を確認し、自己負担額を考慮しつつリフォームを行う範囲を決めていったといいます。
最後にかとうさんは、今回のセーフティネット住宅への取り組みについて、次のような感想を寄せられました。
「1戸目をお貸ししたのは赤ちゃんのいるベトナム人のご家族で、引っ越しのお手伝いにも行きました。一生懸命日本の生活に馴染む努力をされている姿を見て、いいご夫婦だと感じましたね。2戸目の母子家庭のご家族は、働きながら子育てをする頑張り屋の若いお母さんで、こちらも応援したくなりました。
セーフティネット住宅の入居者は、こうした制度を自ら調べて申し込む意欲のある前向きな方だから、お人柄もしっかりされているのでしょうね。部屋を大事に使ってもらえますし、家賃の滞納は一度もありません。
補助金をうまく活用することで賃貸住宅の資産価値を高められますし、空室対策にもつながり、家賃もきちんと入ってきますから、経営的にも大満足。民間と行政が手を組んで住まい探しにお困りの方をサポートできる、素晴らしい制度ですね」と笑顔で語ってくれました。
「セーフティネット住宅」の登録に必要なのは、間取り図とその他数点の書類のみだ。空室対策に悩む大家さんは、安定経営と社会貢献にもつながるこの制度への登録を検討してはいかがでしょうか。
- 登録で5万円の報奨金
東京都では空き家などを、住宅確保要配慮者のみが入居可能な「専用住宅」として登録した場合、一戸あたり5万円の報酬金を交付。 - 住宅設備の導入を支援
セーフティネット住宅への登録を要件に、エアコン設備など7種類の住宅設備の購入費および設置費に対して補助金を交付。
【事例紹介】改修費3分の2と家賃の差額分について補助金を活用
子育て世帯向けの改修と家賃の低廉化を実施
和室の1DKを間取り変更。引き戸で2部屋にできる広めの洋室をつくり、内窓を付けて防音性もアップ。トイレと洗面所は壁を撤去してワンスペースにした。
総改修費:約378万円(補助金:200万円、自己負担額:約178万円)
改修工事の内容
①間取り変更(廊下、脱衣所を設置)
②子育て世帯対応改修(ワイドスイッチへの改修、台所の大型化)
③その他、居住支援協議会が認める内容(断熱壁、内窓設置)
※補助金は対象工事費の3分の2(限度額は1戸当たり200万円)
家賃低廉化の内容
通常家賃5.3万円→1.3万円に減額(入居者の収入により変動)
●入居者がオーナーに支払う家賃は1.3万円
●差額の4万円は八王子市から補助金として受け取る
※低廉化補助金額は市区町村によって異なる
西八王子駅徒歩7分。写真で紹介した3戸目の登録住戸は10階で眺望も良好だ。
「前回の入居募集時はたくさんの応募があったそうです。親身に相談に乗ることで住民の方に喜んでもらえるのがうれしいですね」(かとうさん)
※この記事内のデータ、数値などに関する情報は2020年8月25日時点のものです。
取材・文/菱沼 晶
さらに詳しく「住宅セーフティネット制度(東京ささエール住宅)」について知るなら
「住宅セーフティネット制度(東京ささエール住宅)」をさらに詳しく知るためには資料請求がおすすめ。【この企業・専門家に問い合わせる】ボタンをクリックするか、下記の【資料請求をする】をクリックすると簡単に資料請求ができます。
「住宅セーフティネット制度」について詳しく紹介しているパンフレットをお送りします。
東京都 住宅政策本部
お問い合わせの際は、オーナーズ・スタイル・ネットを見たとお伝えください。
商号 | 東京都住宅政策本部 |
---|---|
受付 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
対応エリア | 東京都 |
ホームページ | https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/juutaku_seisaku/chintaitorokuseido.html |
所在地 | 東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁第2本庁舎13階南側 |