サブリースで安心の経営をサポート

飯田　どんな物件でも経年により収益は低下し、特に物件を自主管理されているオーナー様は将来的な経営の不安を抱えていらっしゃいます。そこで当社が取り組んでいるのが、サブリースによるオーナー様の経営サポートです。

「安心Reリース」は、築年数の経った建物を良い状態に保つことで空室リスクを回避し、収益性を向上させて資産価値も保つお手伝いをさせていただくサービスです。

サブリースは一般的に新築物件を一括で契約しますが、「安心Reリース」では古い物件も対象にしていて、1室からでも契約が可能です。

飯田　サブリースでお預かりした物件をいかに良い状態で保っていくかと考えたときに、有効な方法のひとつとして始めたのがリノベーションです。

当社が行うリノベーションは、オーナー様にとっては資産価値を維持するため、入居者様にとっては快適に住んでいただくためという、あくまでもサブリースの質を高めるための方法で、リノベーションだけをビジネスとして引き受けて利益を出すことはしていません。

飯田　実績と言っても、管理戸数などの実績をむやみに追うようなことはしたくありません。オーナー様に対して責任を持って管理をさせていただきたいので、数だけを増やし、オーナー様に迷惑をかけてしまうことは避けなければなりません。サブリースは長期にわたってご契約いただくのに、入口のところで何でもいいというのは違うと考えています。

ですから新規でご契約いただく物件については、全国どこでも直接伺い、私自身の目で見させていただいています。自分が仲介担当としてお客様に紹介するときに周辺環境や建物全体の印象はどうか、その部屋は自分が住みたいと思える部屋かということです。

私自身、仲介の経験があるのでよくわかりますが、新築で成約するのは当たり前のこと。築年が経って老朽化し価値が下がると考えるのではなく、その都度適切に手を加えることで物件の価値を保てると考えています。

飯田　まったくありません。サブリース新法※が施行された際も、これまで行ってきたことを何も変える必要がなく、今までどおりで問題ありませんでした。賃貸住宅管理業法が改正された後、全国一斉に行われた立入検査でも特に指摘はされていません。

新法施行で業務が大変になるという考えはありませんでした。自分たちが取り組んできたことに自信がありましたし、新法によってこれまでなかなか認知されなかったサブリース業や賃貸管理業が認められて新たなステージに進み、業界の活性化が進むのではないかと、とても嬉しく思いました。

飯田　コロナ禍で少なくなってしまった、人と接する機会を持つことを大切にしています。私自身、オーナー様にお会いすると様々なご経験やお考えを伺えますし、気付かされることも多くあります。

人として成長するのはそういうところからだと思うので社員にもたくさんの方に会ってほしいですね。

飯田　建物を扱う会社として人や社会にどのように貢献できるかと考え、エイブルと共同で進めている活動が「ひつじさんのおうち」です。

物件オーナー様のご協力のもと、東京世田谷区にある国立生育医療研究センター近くの物件を難病と戦う子どもの保護者の宿泊場所として無償提供しています。

難病の子どもの保護者が安心して休める環境を提供する「ひつじさんのおうち」は現在６室。常に満室状態です

飯田　オーナー様と一緒になって入居者様と向き合うというスタンスです。利益だけを追求するのではなく、人に寄り添い、安心・安全はもちろん、入居者様が望んでいる以上のものをお届けできるように一緒に考えていきたいです。

取材を終えて｜人、社会と向き合う独自のスタンスに感服

「賃貸住宅経営で社会に貢献したいとお考えのオーナー様にぜひ『ひつじさんのおうち』を知っていただきたい」と飯田氏。左は弊社統括編集長・上田

本来あるべきサブリースの形を保ちながら、オーナーと一緒になって入居者様と向き合うというスタンスは、賃貸管理業界では稀有な存在。建物管理を通じて社会を支える一部として、オーナー、入居者、取引先すべての人に寄り添う姿勢に感服いたしました（オーナーズ・スタイル 統括編集長 上田 英貴）

築50年のマンションも！築年数を重ねた物件もサブリース対象

サブリースによって経年の建物を良い状態に保つことで空室リスクを回避し、収益性が向上することで資産価値も保てるサービスで、１室からでもサブリースが可能で、築年数や構造、規模を問わず対象にしており、築50年のマンションも引き受けたほど（※立地、環境等条件があります）。

そして、長期にわたり満室で安定した経営ができるように、設備導入やリフォームなど空室改善・競争力維持の様々な提案を行ってくれるのも心強く、嬉しいポイントです。

4月13日（土）に開催される「賃貸経営＋相続対策 大家さんフェスタ」にも出展し、セミナーも開催しますので、ぜひ一度ご相談ください。

※この記事内のデータ、数値は2024年3月1日時点のものです。

取材・文／神戸 久美子

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