狭小地・変形地・駅遠でもあきらめない!不利な立地でも成功する賢い土地活用を一挙紹介!

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公開日:2019年6月24日
更新日:2020年5月29日
狭小地・変形地・駅遠でもあきらめない!不利な立地でも成功する賢い土地活用を一挙紹介!1

土地活用の選択肢は実に多彩。条件や目的を明確にして最適な方法を選べば、狭小地や変形地、駅から遠い立地など、これまであきらめていた土地でも有効活用がかなう。賢い土地活用として注目を集める最新の賃貸住宅トレンドと商品を紹介したい。

進化する賃貸住宅の土地活用

土地活用を考える際に大切なのは、第一目的を明確にして、どういう方針で臨むかを決めることだ。

  • ①土地を一部でも手放す決意はできるのか。
  • ②自己資金の支出や多額の借入は可能か。
  • ③収益性と安定性のどちらを重視するのか。
  • ④税金対策に重点を置く場合、所得税、固定資産税、相続税のどれを対象にするのか。
  • ⑤事業を承継する跡継ぎはいるのか。

 

以上の5項目を自身に問いかければ、土地活用の方向性が見えてくるだろう。

目的や方針が決まったら、土地活用方法を検討したい。将来性が見込めるが高リスクなのは貸しビル、医療・介護・保育施設、ロードサイド店舗などの事業系。売却のしやすさで選ぶなら、駐車場やトランクルームなどが適している。一方、住宅系は安定収益と税金対策のバランスが取れるのが利点だ。

賃貸住宅での土地活用は、今や昔ながらのアパート建築だけではない。その方策や種類は多岐にわたり、シェアハウス、高齢者向けなど時代の変化に伴って新登場した形態もある。ここでは進化した住宅系土地活用の最新情報をお届けする。土地活用の方針を決める際の参考にしていただきたい。

賃貸住宅の種類

賃貸併用住宅

【メリット】
家賃収入を住宅ローンの返済に充てられる。家賃収入を将来の生活設計にも役立てられる。相続税、固定資産税、所得税等の節税が期待できる。

【ポイント】
・立地に賃貸需要があるのかを確認。
・一つ屋根の下に他人が住む。音の問題などを解消し、快適に暮らす工夫を。

狭小地・変形地を活用

【メリット】
これまで活用をあきらめていた厳しい条件の土地を有効活用することができる。賃貸住宅を建てることで、相続税対策にもなる。

【ポイント】
・敷地形状を活かす設計力が必要。
・ハウスメーカーからも狭小地・変形地対応の商品が登場している。

女性目線の賃貸住宅

【メリット】
住宅選びの決定権は女性が持つと言われる。防犯、美容、子育てなどを意識した女性目線の部屋づくりで、より選ばれやすい物件となる。

【ポイント】
・女性のニーズを的確にとらえたアイテムを装備する。
セキュリティへの配慮は必須。

シェアハウス

【メリット】
水回りが共用なので、建築コストが抑えられ、部屋数を多く取れて収益性も高まる。個室に水回りがないので、退去後すぐに入居可能に。

【ポイント】
・入居待ちになるような引きの強いコンセプトづくりでさらに差別化。
・管理運営はプロにお任せが安心。

アクティブシニア向け賃貸住宅

【メリット】
「シニア向け」というと要介護の高齢者向けと考えられがちだが、賃貸住宅に住み替えて自立したセカンドライフを求めるアクティブシニアも増えている。

【ポイント】
・共有の中庭を交流の場にするなど、独居でも孤独にならない工夫を。
・バリアフリーの平屋がおすすめ。

戸建て賃貸

【メリット】
アパートよりも立地条件の許容範囲が広く、駅遠の土地でも有効活用できる。短期の資金回収が可能で、複数棟なら相続・売却の際に分割しやすい。

【ポイント】
・ファミリー層に人気が高いが、供給薄なので難立地でも狙い目に。
・ターゲットを絞って仕様の決定を。

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