【大家さんのお悩みQ&A】大規模修繕の適正な時期・内容・価格とは?

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公開日:2019年1月17日
更新日:2019年10月6日
【大家さんのお悩みQ&A】大規模修繕の適正な時期・内容・価格とは?1

大家さんのお悩みにオーナーズ・スタイル編集部がお答えするQ&Aシリーズ。今回は、大規模修繕の必要性と計画の立て方についてお答えしました。物件の建材や構造によっても違ってくる大規模修繕の基礎知識をご紹介します。

Q、大規模修繕って、必ずやらないといけないのでしょうか?まだ見た目も劣化していませんし、積立金の額にも不安があります。計画的にやった方がいいとわかってはいるのですが、本当にそこまでの修繕が必要なのか悩んでいます。

A、きちんとした計画に沿って修繕していくのがベストです。不具合が生じてからの修繕は、入居者に迷惑を掛けたり、物件を傷めたりする可能性があり、結果的にコストも跳ね上がる結果になりかねません。そうなる前に、適切な修繕を進めていきましょう。

大規模修繕は、10年、20年という長期にわたって計画的に行う、主に建物外観の塗装・防水・補修工事のことです。雨漏りなどの不具合が発生した都度補修するのではなく、不具合が発生する前に予防的に修繕するのがポイントですが、「必要性が理解できない」「実施しなくても入居率や家賃水準は変わらない」という大家さんのお話をよく聴きます。

きちんとした大規模修繕の長期計画を立てることで、資産価値を下げることなく、リスクとコストも軽減することが可能になります。どのタイミングで、どの部分を修繕していくのか、コストはどれくらいが想定されるのか、基礎知識を身につけていきましょう。

木造やRC造、分譲マンションなど、それぞれ修繕サイクルや金額も異なってきますので、物件にあったプランを立てることが重要です。今の物件の状態を把握するための劣化診断も効果的でしょう。

大規模修繕の進め方には、工事会社の責任施工方式、管理会社主導方式、設計監理方式という3つの方式があります。なかでも、マンションオーナーにとって心強いのは「設計監理方式」です。素人では難しい工事会社の選定をプロと一緒にでき、品質も厳しくチェックをしてもらえるので、大規模修繕に特化した一級建築士事務所に相談してみるのも一つの方法です。

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いかがでしたか?見た目には修繕が必要ないようでも、劣化は進むものです。不具合が出てから慌てて修繕したのでは、入居者の退去にも繋がってしまいます。計画的な修繕は入居者の信頼獲得にも効果的です。まずは専門家とプランを作ってみましょう。

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