空室対策のヒントが満載!「東京インターナショナル・ギフト・ショー® LIFE×DESIGN」に行ってみよう!
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古アパートの空室が埋まらない! というのは、多くの大家さんの悩みですよね。リノベーションって何をしたらいいの? ローコストでできる対策はあるの? 他のオーナーはどうしているの? そんな疑問を持つアパートの大家さんに、これまでオーナーズ・スタイル編集部が取材をしてきた中から、おすすめの空室対策アイデアをまとめてご紹介いたします。
築古賃貸アパートの空室対策としてまず挙げられるのが、物件のリノベーションです。外観や内装の見た目がおしゃれで、清潔感があれば、実際の築年数が古くても内見時の印象を良くすることができます。
居室をおしゃれにするのか、水まわりをきれいにするのか、外観の印象を良くするのかなど、一言にリノベーションといっても、重視するポイントによって施工方法が変わってきます。築古アパートに向けたリノベーションアイデアをご紹介しましょう。
物件の見た目の印象が良くなり、おしゃれさを演出できるのが、デザインリノベーションです。ありきたりな1K・1Rにコンセプトを持たせて間取りを大幅に変更したり、木製ルーバーや木格子を使って外観をモダンな印象にしたりすることで、築古アパートであってもライバル賃貸物件との差別化を図ることができます。
最近は特に無垢材や木目のダイノックシートを使うことで、居室をナチュラルで柔らかい印象にするリノベーションが人気です。築古アパートにありがちな3点ユニットバスの構造はそのままでも、壁やトイレの蓋を木目調に変更したことで空室が埋まり、更には賃料アップまで叶ったという事例もあります。
実際のナチュラルリノベーションの施工例はこちらの記事をご覧ください。
なるべく低コストでリノベーションをしたい場合は、入居者希望者にニーズがある「収納力」を増やすことがカギです。例えば、室内のわずかなデッドスペースでも、横板をかけた簡単な棚を作ることで、立派な収納スペースになります。トイレの上や洗面台、キッチンなど、思い当たるデッドスペースはありませんか?
もう少し本格的に収納力を上げる場合は、壁一面をすべて収納棚にしたり、押し入れをクローゼットにしたりすると、更に収納力が上がりますね。入居者ターゲットが女性の場合、空室対策としての収納スペースリノベーションは特に効果が期待できます。
低コストで収納力を上げるリノベーション実例はこちらの記事でご紹介しています。
築古物件でどうしてもネックになるのが水まわりです。バランス釜や和式トイレなど、あまりにも古いものや、汚れがひどい水まわりは、最新の住宅設備に交換しましょう。
できるだけ低コストで抑えたい場合でも、浴槽の黄ばみなどは手入れをしておきたいところです。浴槽を丸ごと交換しなくても、表面にコーティング処理をするだけで、新品のようにきれいな状態を再現することもできますよ。
さらに浴室のデザイン性を上げるのであれば、壁に木目調のダイノックシートを貼ったり、大きな鏡を付けるのもおすすめです。実際の施工例をご紹介していますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
大家さん自身がリノベーションにかける余裕がない場合は、入居者にリノベーションをお任せしてしまう、という方法もあります。入居者が自ら居室をDIYできる、という仕組みですね。
建物オーナーのメリットとしては、費用を入居者負担にした場合はコストも削減できますし、手間もかかりません。入居者が自分好みにDIYを行うので、愛着が沸いて長期入居につながる可能性が高まります。
デメリットとしては、居室ごとに個性がバラバラになり、建物全体の雰囲気が統一されなくなる場合があること。また、あくまでも建物はオーナーの所有物なので、気持ちの面で他人に手を加えられることに抵抗がある、というオーナーも少なくありません。
とはいえ、リフォームやリノベーションに困っているような状態であれば、検討してみる価値はあると思います。入居者によるDIY可能賃貸について、詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
築古アパートの空室対策2つ目は、ペット可物件にすることです。ペットと一緒に住める賃貸物件は、需要があるにもかかわらず、まだまだ数が足りていないのが現状です。実際、駅から20分近く離れた築古物件でも、ペット可物件にした途端に入居希望者の問い合わせが殺到し、あっという間に空室が埋まったという事例もあります。
ただし、ペット可物件にするには、ペットが通り抜けられる扉を付けたり、床材を傷つきにくいものにしたりと、リノベーションにもそれなりの初期費用をかけることが必要です。同じ物件にすでに入居者が住んでいる場合は、その入居者の理解を得ないとトラブルにつながりかねませんので、こちらも気を付けたいですね。
入居募集をする際にも、飼育できるペットの頭数や種類をきちんと募集要項に明記して、ペットが予防接種をしているかなども入居前に確認しましょう。ペット同士やペットと他の住人との間でトラブルにならないよう、「ペット飼育誓約書」を取り交わして、トラブルを未然に防ぐ工夫をしてください。
築古アパートの空室対策3つ目は、入居者ターゲットの設定です。ポイントは、築古であることをあまり気にしない入居希望者、という点です。例えば、外国人入居者です。
外国人入居者は、物件に清潔感がきちんとあれば、築年数の古さは日本人ほど気にしない傾向にあります。また、外国人入居者にとっては、トイレ・バスが一緒になっていることもごく普通なので、単身用築古物件にありがちな3点ユニットバスにも抵抗がありません。築古アパートの入居者層としては理想的ですね。
文化の違いに不安を覚えるかもしれませんが、今では、外国人入居者を専門に仲介する不動産会社や保証会社もあります。オーナーもきちんと知識を得て、事前に受け入れ態勢を整えておけば、トラブルを未然に防ぐことができますよ。外国人入居者を受け入れる際の注意点はこちらの記事をご覧ください。
空室対策は、外観や内装をきれいにしたり、入居者ターゲットを絞ったりするだけにはとどまりません。中には、コストゼロでできるサービスを提供することで、入居者ニーズをとらえ、空室対策の効果を実感している大家さんもいます。
例えば、デッドスペースになっている自宅ガレージを駐輪場として開放したり、自宅の物置を入居者に開放するなどです。他にも、ベランダ用の掃除機や脚立、中には荷造り用の段ボールストックなど、意外なものをシェアすることで入居者に喜ばれるケースもあります。
オーナー自身の持ち物を貸し出すだけなので、コストもかからずすぐにできる空室対策ですよね。
さらにちょっとコストや手間をかければ、できる空室対策はまだまだ広がります。こちらの記事でも実際に大家さんがやってみて効果があった入居者サービスをまとめていますので、参考にしてみてください。
築古の賃貸アパートは、どうしても空室対策に苦労しがちです。ですが、何も打つ手がないというわけではもちろんありません。築古を感じさせないリノベーションをしたり、募集条件を変えたり、大家さんが自分自身でできるサービスを提供してみたり、色々な角度からの空室対策を考えてみましょう。
たとえ築浅アパートであっても、それだけで簡単に入居が決まるわけではありません。自分の投資物件があるエリアにはどんな特徴があるのか、入居者にはどんな需要があるのかをしっかりリサーチして、効果的な空室対策をしてみてくださいね。
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